よくぞ！なアイツ

今日の天気は上々、スッキリ晴れ渡り、まるで
秋の様に爽やかな朝だったので、ちょっと例の
カワセミ、アオサギ、シラサギ、ジョウビタキの
カルテットがやってきた奇跡の公園を巡るべく
散歩に出掛けた。


5分も歩けば、到着である。

池のそばまでやってきた時、「ギョギョギョ！」と
聞き覚えのある声が飛び込んできた。

「エッ来たか！」としばし聴き耳を立てていると、
そう、そいつは間違いなく行々子(ぎょうぎょうし)
オオヨシキリである。

毎年この池に、夏の到来を告げに来るのだが、
何羽かの声が重なり合っていて、どうやら何組かの
カップルなのかも知れない。

つい昨日まで、一切物音がしなかっただけに、
ちょっと驚いたのだ。

例によって、姿を見せない声だけの訪問者なのだが、
ギョウギョウシは、オオヨシキリと言われる様に、
生い茂った葦(よし)の中で卵🥚を産む鳥で、カッコウに
托卵されるのでも有名である。

３年前のブログにヨシキリがやって来た時の
記述があったが、5月2日にやって来ていたので、
ほぼ今年と同時期だ。

他の鳥たちがいなくなって、寂しかった池が急に
活気付き、よくぞ又来てくれました、とうれしく
なってしまった。

「ギョウギョウシギョウギョウシ！」の声を背に
帰路に着いたのだった…。