Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

既成メディアは 更なる再編が必要だ~続き

2020-06-13 20:31:46 | 国際・政治

雨の一日、今日は公開も後少しになった映画「Fukushima50 (福島フィフティ)」を観て参った。忘れるべからざる 2011=平成 23年の「3.11 東日本大震災」に際し、大津波襲来に伴う大事故を起こした東京電力・福島第一原発を舞台に 原子炉の炉心溶融→水素爆発や多量の放射線危機に見舞われながらも 最悪の事態を回避した、約 50名に及ぶ原発関係各位の命を懸けた取り組みを描いた、作家・門田隆将さん原作の事実に基づいた作品。

既に多くが語られている様に、生死に関わる緊迫した状況下にあっても決して本分を忘れる事なく 最大減の危機回避に邁進した高い姿勢は称えられるべきである一方、特に緊急時下の大手電力企業の抱える首都圏の本店と福島県下の原発現場との意思疎通の困難さも描出され、組織で動く時の課題をも考えさせられる内容だった。そして最後に 原子力という資源的には安定も、放射線リスクや使用済み核燃料及び冷却水などの安全面に疑問符のつく事共との向き合いなど、生命に関わる危険を冒してまでも便利な生活を追求するのが果たして正当なのか?の疑問も残ったのが素直な感想だと申しておきたい。又、事故対応の要員面につき、朝日新聞一味による無責任な「全要員退避」の虚報が一時出回った事も留意したいものだ。

本題です。前回の追伸で申した通り、今回は先般ご逝去の北鮮による日本人拉致事件被害者ご家族、横田 滋さんご遺族のご見解につき、既成メディアが十分な取り上げを行わなかったとされる問題に触れておきたく思う。多くの各位から問題視されているのは 6/9に行われた故・横田氏の子息拓也さん、哲也さんご兄弟の出された以下の表明である。

「(日本人拉致事件につき)一番悪いのは北鮮だが、問題が解決しない事について ジャーナリストやメディアの中には『安倍総理は何をしているんだ』と語る者もいる。『北鮮問題は一丁目一番地だというのに、何も動いていないではないか』と発言したメディアを目にした。安倍総理、安倍政権が問題なのではなく、 40年以上何もしてこなかった(他の)政治家や『北鮮が拉致などするはずがない』などと言ってきたメディアがあったから、安倍総理がここまで苦しんでいるのです。

安倍総理、安倍政権は動いて下さっています。やっていない方が政権批判をするのは卑怯です。拉致事件の問題解決に向け協力して 様々な覚悟で動いてきた方が言うなら分かるが、的を得ていない発言はやめて欲しいと思う。母も、有本さんの父上も、飯塚代表も御年で健康も芳しくありません。政権には具体的な成果を出して欲しい。国内には敵も味方もない。日本対北鮮、加害者対被害者の構図しかありません。今後も、協力をお願いしたいと思います。」

横田ご兄弟のこの表明は、ほぼ真実を突いていると拙者は信じるものだ。「安倍政権は日本人拉致事件に向けて何も動いていない」とするのは、その勢力が安倍政権の動きを妨げた上での強弁であり「一体どの口が言ってるのか?」の、憤りの疑念をぶつけるものだ。又、特定野党側には日本人拉致事件よりも日朝国交樹立を優先する思考があり「横田 滋さんが言及されなかった政治的発言を、ご子息達が破られた。これは北鮮を挑発するだけで有益でなく残念」などとの言動があるらしいとか。これも又、媚朝側の都合での物言いで、一見では拉致被害者側を装っていて質が悪い。因みに発信者は特定野党の参議である。

保守側各位の多数が問題視するのが、前出の横田ご兄弟の表明を 一部を除く既成メディアの多くが十分に取り上げていない事だとされる。確かに新聞、TVのいずれも正面からの向き合いを避けようとする姿勢が見て取れるものがあり、果たしてきちんと仕事をしているのか?大いに疑問符の付く所ではないか。日本人拉致事件は、被害者ご家族にとっての大いなる不幸であると同時に、我国の独立と国家固有の尊厳を脅かす 安保上の重大事象であるにも関わらずだ。

この事象は 一部の左派容共勢力を別とすれば、日本及び日本人にとり重大な脅威であるという事だ。前述の通り 安倍政権は拉致事件解決について「動かないのではなく、動けない」のだ。特定野党と既成メディアを含む左派容共勢力は、様々な妨害の限りを尽くす一方で「何らの対応もしない安倍政権」との情宣を既成事実化しようとの工作に動いているという事だろう。こうした主張を真に受けてはならないし、その背後には北鮮のみならず、中国大陸の影がちらつく事にも留意したいものだ。こんな背景で 左傾メディアに日本人拉致事件についての政府責任など問えないはずだし、もし強行でもすれば それは読者からの信頼を更に失うだけだろう。「横田ご兄弟の表明と正面から向き合えないメディアは、存在価値なし」との 北村晴男弁護士の至言もある。このお言葉を受けての メディア再編をも期待するものだ。今回画像は、新潟・柏崎市付近の日本海岸の様子を。通る線路は JR信越線。以下に、関連記事をリンク致します。(キツツキのドラミング様) https://blog.goo.ne.jp/nozawa360/e/7df276a8df4dde8ca67fda5a383c7248

コメント (4)
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