ラジオで伝える機会も頂いたので
お話した事なども少し記してみようかな。
【石巻門脇・南浜地区】
約1800世帯が住んでいた住宅街。
そして、多くの方が亡くなった場所。
震災から11年、そこは巨大な公園に。
このエリアの多くが
災害危険区域に指定されているので、
住居を建てる事が出来ません。
津波で流された建物や車が校舎にぶつかり、
火災が発生した門脇小学校は
震災遺構として来月４月公開。
伝える努力が続く一方、
すぐそばには住居もあるので、
地元の方からは反対の声も多くあった中での震災遺構。
反対意見もあった事を分かった上で
大切に見なくてはと思います。
公園中央には伝承館。
実際に津波が来た場所で見る当時の映像。
公園を歩いていると
壊れたままの保育所のプールや
家の土台を残してある所も。
きっともう11年後の空気ではあるけど、
何かを感じる事は出来ると思う。
たくさん植えられた松の木は
どんな風に成長するかな。
日和山で出会った静かに海を見つめていた男性は、
11年前、
恋人が津波の犠牲に。
まだ行方不明のままだそうです。
色んな思いの3月11日。
色んな人がいる事を今年も知る。
