上田知佳のチカ過ぎる毎日

初めての仮設住宅…

仙台空港から石巻に到着…





心の中で

「ただいま~帰ってきたよ」

私にとって、
そう呟く位の場所…

9回目の石巻

ただいまっ石巻




今回の取材では、
初めて仮設住宅にもお邪魔する事に…

ピースボートのボランティアに
私も参加させて頂きました。

仮設住宅に独自の新聞を配ります。

私がお邪魔したのは、
野球場の中に仮設住宅がありました。





得点ボードのすぐ下にプレハブの仮設…
野球場が仮設住宅になっている事、
ここで5年という月日を
過ごした方がいるという事…

色々考えさせられました。


他にも小さな町の公園に約10軒の仮設…
かと思えば、
100世帯以上が暮らす大きな仮設もあります。


一言で仮設住宅と言っても、
場所、規模、家の作り…
全てが様々です。


新聞を配りながら、
お話もさせて頂きました。

皆さん、
とっても明るく優しく話して下さいます。

でも、きっと心には
いっぱいの事を抱えていて…

あるお宅では、
回転焼まで頂いて…、
宮城弁!?はなんて言ってるか
全然分からなかったけど、
そのひと時を明るく過ごしてきました


私は何も出来てないけど、
これからのボランティアは、
やっぱり心のケアが重要なんだろうな…



そして今回、
仮設に行って思ったのは、
静かだなぁという事。

たまたま私が行った所が
そうだったのかもだけど、
石巻に133ヶ所ある仮設住宅の
空室率は4割。

それは、仮設を出て、
自立再建した方や、
続々と出来上がる復興公営住宅に
入居が決まっている人が多いということで、
いいことではあるんですが、
まだ決まっていない方にとっては、
焦り、取り残された感、
そんな事を感じている方もいる様です。

また、
空室率が7割を越えた仮設は、
1つに集約するという話もあり、
復興公営住宅に引っ越す前に
仮設に引っ越す事になる方も
出るかもしれません。

人が減った事で、
リーダー不在など、
コミュニティの崩壊も…。

課題は多いです。

少しでも多くの皆さんが、
自分の望む方へ、
進めるといいな



そんな事を思いながら、
仮設を後にしました。



日も暮れ、ホテルに戻る前に
やっぱりこちらにご挨拶





石巻のスメ[ツ用品店

お店に入ってすぐ迎えてくてたのが、
ご主人

シャイなお父さん

なのに…
私の顔を見てすぐに

「おかえり!!」
って

ちょっと照れた様に…


嬉しいよぅ~

思い出しただけで、
なんだか泣いちゃいそう…


お母さんは、
昨日、あなたの事話してたのよって

にひひ

今年も来ちゃいましたよ


2日目は、
そんな松村さん主催のウォーキングに
今年も参加するのです


今年はどうなっているかな…?
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