安眠妨害。

黄子嬢「ミャウ♪今日は縁台＋椅子で日向ぼっこニャ～ッ☆」

チャッキー「きーこちゃ～ん。あっそびっましょ～ニャッ♪」

黄子嬢（ムスッ）「今日はあたし一人（匹）で楽しく日向ぼっこの日ニャ。」

チャッキー「ううっ。遊んでくれニャイの？」

黄子嬢「分かったら即行帰るニャッ！」

チャッキー（ガーン！）「お正月だし、一緒に楽しく遊ぼうと思ったのにニャ～・・・。」

チャッキー（ガックシ）「とほほニャ・・・。」

チャッキー「ＲＯＣＫさんから黄子ちゃんに執り成して欲しいニャ。」

ＲＯＣＫ「えーっ。自分で頼みなよ。」

チャッキー（ブツ、ブツ）「黄子ちゃんと遊べないニャラ、何しに来たか分からないニャ。」

チャッキー（ブツ、ブツ）「お正月から付いてニャイな～。僕ちん不幸猫ニャ・・・。」

チャッキー「きっとこのまま、不幸まみれの一年になっちゃうニャ。」

黄子嬢「・・・。」

黄子嬢「ＲＯＣＫさん、猫缶あげて赤いの静かにさせて欲しいニャ。」

ＲＯＣＫ「イ、イエッサー！」

チャッキー「わーい♪いきなりラッキーな展開ニャ～ッ☆」

黄子嬢「ふぅ～っ。やっと静かになったかニャ？」

チャッキー「お代わりっ！お代わり出すニャーーーッ！！」

黄子嬢「無理っぽいニャ・・・。」

黄子嬢「ここニャラ静かに日向ぼっこできるかニャ・・・」

ハクちゃん「姐さんっ！明けましておめでとっす！」

黄子嬢「お前は馬鹿ニャーッ！今日はもう二日ニャッ！」

ハクちゃん「あれっ？そうだったんすか？」

ハクちゃん「う～ん。喧嘩三昧な毎日だと、曜日の感覚狂うんだよな～っ。」

ハクちゃん「よっしゃ！挨拶遅れの侘びに、遊びに付き合うっす！」

黄子嬢「何チャッキーみたいな事言ってるニャ。」

ハクちゃん「わははっ！俺様はチャッキーと同じ事なんて言わないっすよ！」

黄子嬢（心の声）「あたしは静かに日向ぼっこがしたいだけニャのに・・・。」

ハクちゃん「姐さんが苦悩してるぜ。ここは相談に乗らにゃ～・・・。」

黄子嬢（ブチッ！）「ミギャーッ！！邪魔だっつってるニャッ！」

　　　　　　　　　　　「これ以上あたしの邪魔するニャラ覚悟しニャッ！！」

ハクちゃん「うわっ！姐さん、何ブチキレてんすかっ！」

黄子嬢「もう、家入って寝るニャッ！不貞寝モードに入るニャッ！！」

　　　　 「追って来たら叩いてやるからニャッ！！」　

ハクちゃん「あ、姐さ～んっ！！」

　　　　　　 「ああ、姐さんが光の中に消えて行くぅ～っ・・・。」

ハクちゃん「はぁ～っ。行っちまったぜ・・・。」

ハクちゃん「・・・。」

ハクちゃん「よっこらしょっ！」

ハクちゃん「ああ、ここに姐さんがいたんだよなぁ～・・・。」

ハクちゃん「姐さんの温もりが残ってるぜ。」

ハクちゃん（クン、クン）「・・・。」

ハクちゃん「ああ、姐さんの残り香も・・・。」

ハクちゃん「！？少しブリの照り焼きの香りもするな。」

　　　　　　 「姐さん、今日も旨いもん食ったんすね・・・。」　

ＲＯＣＫ「おや？馬糞、牛糞の類が独り言言ってるぞ。面妖な・・・。」

ハクちゃん「ＲＯＣＫさん、独りおセンチになってるとこ茶々入れんといて下さいよ。」

ＲＯＣＫ「まーまー。飯でも食って元気出しなっ！」

ハクちゃん「ちぇっ！食いもん出せば機嫌直ると思いやがって！」

ＲＯＣＫ「ーとか言いつつ、もう食ってるじゃん・・・。」

ぶっちゃん「こんにちはニャッ！」

ぶっちゃん「最近僕は、白面の奴に狙われてるニャッ！」

ぶっちゃん「この猫缶も怪しいニャッ！」

ぶっちゃん「この猫缶に奴が何か入れてニャイか、先に調べて欲しいニャ。」

ＲＯＣＫ「疑ってないで、はよ食えって！！」

黄子嬢「ウニャァ～ッ！！」

黄子嬢（バリ、バリッ☆）「うっ、煩いニャッ！」

　　　　　　　　　　　　　　 「ブッチとＲＯＣＫさんの声が煩いニャ～ッ！！」

黄子嬢「くーか、くーか・・・♪」

ＲＯＣＫ「しかし睡魔には勝てないお嬢であった！！」

ハクちゃん「ガルルルッ！！」

　　　　　　 「今日は気が立ってんだっ！ブッチ勝負しやがれっ！！」　

ぶっちゃん「いい加減しつこいニャッ！」

　　　　　　 「夕飯貰えなかったらお前のせいだからニャッ！！」　

ハクちゃん（グスッ）「ＲＯＣＫさ～ん。ブッチが苛めるんだよぉ～。」

　　　　　　　　　　　　「だからお家でご飯＆肉球マッサージ頼むよぉ～っ。」

ＲＯＣＫ「嘘泣き止めーいっ！だ～れがそんな話に付き合うかいっ！」

　　　　 「外で一緒に並んで待ってろっ！！」　

　　　　　　　　　　ＥＮＤ