モシャシャ様、七夕に願いを・・・。

モシャシャ様「御免下さいなぁ～。」

モシャシャ様「ランチを一つ頼みます。」

モシャシャ様（パク、パク）「今日のランチも美味しいですわ♪」

モシャシャ様（ペロッ）「ありがとう、御馳走様でした。」

モシャシャ様「食後はのんびりさせて頂きますわ。」

ＲＯＣＫ「また、チューちゃんで遊びます？」

モシャシャ様「いいえ。今日はそんな気分じゃないの・・・。」

モシャシャ様「でも、お持ち帰りならよくってよ。」

ＲＯＣＫ「それはご勘弁を・・・。」

ＲＯＣＫ「お昼寝するんなら、鯵嗚枕を貸しますけど・・・。」

モシャシャ様「今は眠くありませんの。」

ＲＯＣＫ「河童猫の真似～っ！！」

モシャシャ様「笑えませんわね・・・。」

ＲＯＣＫ「す、すいません・・・。」

ＲＯＣＫ（ナデ、ナデ）「最近、よく来るようになったね～。」

モシャシャ様「た、たまたまなんですからねっ！」

モシャシャ様「あらっ？またノリさんですわ・・・。」

ノリちゃん（チュッ?）「モシャシャ様格好いいニャァ～ッ☆」

モシャシャ様「そんな当たり前の事言っても、何も出ないわよ。」

ノリちゃん「お家に上がって、つまみ食いしてくるニャ！」

モシャシャ様「ノリさん、いけません・・・」

　　　　　　　 （バシ、バシッ！）「ーって、駄目だっつってるだろ、ボケがぁーーーっ！！！」　

ノリちゃん「ニャーン、ごめんニャ、ごめんニャ～！」

　　　　　　「もうしニャイから、ぶつのは止めて欲しいニャ～ッ！！」

モシャシャ様「分かればいいのよ♪」

ＲＯＣＫ「すいませんね～、家の子まで躾けて貰って・・・。」

モシャシャ様「あらっ、この程度の事ならお安い御用よ♪」

モシャシャ様「ミルク美味しい？」

ノリちゃん「うん。喉乾いてたから、とってもウミャ、ウミャニャ～ッ☆」

モシャシャ様「お利口にしてたらちゃんと貰えるんだから、お行儀よくするのよ。」

ノリちゃん「モシャシャ様、分かったニャッ！」

モシャシャ様「あれは七夕飾りねっ☆」

モシャシャ様「あたしも、お願い事書いて貰えばよかったわ・・・。」

モシャシャ様「でも、ここでお祈りしながら眠れば、願いが叶うかも・・・。」

モシャシャ様「黄子さんと仲良くなれます様に～・・・☆」

ノリちゃん（ペロッ）「ミルクありがとニャーッ！」

ノリちゃん「モシャシャ様、七夕に願い事ニャ？」

　　　　　　「七夕効果は本物ニャ！今も美味しいミルクが出て来たニャッ！」

ＲＯＣＫ「出したのは私ですが・・・。」

ノリちゃん「もう少し何か欲しいニャ。」

ＲＯＣＫ「こらっ！モシャシャ様に、上がっちゃ駄目って怒られたばかりでしょう？」

ノリちゃん（ビシッ！）「そうだったニャ。いい子にしてなきゃいけなかったニャ。」

ノリちゃん「でも、悪戯ジョー君がご飯貰えてるのは何でニャ？」

　　　　　　「お行儀悪くても、押しが強ければ貰えるんじゃニャイかなぁ～？」

ＲＯＣＫ「そーゆー考えしちゃ駄目よ。」

　　　　 「ノリちゃんは、モシャシャ様やブッチ先生みたいなお行儀いい猫さんにおなり。」　

ノリちゃん「頑張ってみるニャッ！」

黄子嬢（ふが、ふが）「植え木の匂いが鼻をくすぐるニャ。」

ＲＯＣＫ「モシャシャ様、お昼寝終わったの？」

ＲＯＣＫ「マグロ焼いたのがあるから、おやつに食べて行ってね。」

モシャシャ様「ありがとう。これ、凄く美味しいですわ♪」

黄子嬢「モシャシャにあげて、あたしには無しとはどういう事ニャッ！」

黄子嬢（じぃ～っ）「旨そうに食べてるニャ・・・。」

黄子嬢「モシャシャお腹空いてるのか・・・。」

　　　　「あたしは後で貰えばいいニャ。」

黄子嬢「ちょっと温まったいけど、いい感じに風が吹いてくれてるニャ♪」

モシャシャ様「おほほほ。お魚食べてる場合じゃなかったわね。」

　　　　　　　 「黄子さーん、今日もとっても美しいですわ～っ?」　

　　　　　　　 「ふふっ。黄子さんの方から来てくれるなんて、あたしにも七夕効果ねっ☆」