2010年3月22日、べったりと工業用接着剤が付着した猫さんが来ました。
名前は糊付きなのでノリちゃん!数回のゲスト出演で終わると思ってたのですが・・・。
可哀相に思った姐さんが心配して、面倒を見る事になりました。
面倒見のいい黄子嬢とは、すぐに打ち解けました。
当初は他の猫さん達の食事後のお皿の残りを狙って来ていました。
黄子嬢以外の猫さん達が怖かったのでしょうね・・・。
運良くROCKに見付けて貰えば、ご飯がゲットできました。
ノリちゃんは近所をニャーニャー鳴きながら托鉢していましたが、貰いがほとんど無く・・・
結局は黄子嬢とROCKを頼りに生き抜いていました。
一匹で生きるのは、とっても辛いでしょうね・・・。
数年前に何度か来ていた、ノリちゃんのママと目される猫さんも、生きるのに必死でしたね。
何故か台風の日や、夜中に出現する事が多かったノリママ。
生前のアッキー(初代赤猫・赤星)君にお世話になってるノリママ。
ノリちゃんは皆と打ち解けるまでは、フェンスの向こうから、ご飯を食べる猫軍団員を
寂しく覗いていたっけ・・・。
ノリちゃんに意地悪していたぶっちゃんだって、実は同じ時期があったんだよ。
猫一倍警戒心が強くて、ご飯が欲しいのに、フェンスの向こうで覗くだけだったんだ。
ジョー君「ノリちゃん、お前は姐さんに仲間に入れて貰って幸せ者ニャ!」
ノリちゃん「うんっ。姐さんには感謝してるニャッ!」
ジョー君「姐さんって、いつもは恐いけど、本当は優しいんだよニャ~・・・。」
ノリちゃん「噂通りの猫さんだったニャ☆」
ジョー君「俺もニャ、猫軍団に入るまでは色々あったニャ・・・。」
勢いでモシャシャ様の所を脱退した俺は、ご飯の確保も大変だったニャ。
でも、猫軍団のご飯の美味しさに感動して、軍団入りする事にしたニャ!
ROCK「ジョー君は【ご飯命】の猫さんだもんね~っ。」
ノリちゃん「昔から食いしん坊さんだったニャ!」
ジョー君「野良猫にとっては、ご飯と寝床の確保は最重要ポイントニャンだからっ!!」
ノリちゃん「カリカリ出して貰ったニャッ!」
ジョー君「うむ。美味しく頂くがいいニャッ!」
ノリちゃん(パク、パク)「カリカリ美味しいニャッ♪」
ジョー君「俺のオチリは齧(かじ)ったら駄目だからニャ・・・。」
黄子嬢「ジョーちゃんがご飯の食べ方を教えるニャンて、えらい進歩ニャ。」
ジョー君「俺だって、少しは成長してるニャ。」
ジョー君「チャッキー先輩に教えて貰った事を守らニャイと、ここには居られないニャ・・・。」
ROCK「分かってる割には、100%ルールを守れてはいないけどね~っ。」
ジョー君「それは言っちゃ駄目ニャ・・・。」
チャッキー(二代目赤猫)「ジョー、自分だけ食べれればいいって思っちゃ駄目ニャ!」
ジョー君「分かったニャ。」
チャッキー「朝昼晩のご飯は、皆で食べるのが美味しい食べ方ニャッ!」
「でもニャ、それ以外のおやつや夜食は、こっそり一匹で・・・が旨いニャッ!」
ジョー君「さすがは食いしん坊の王様猫ニャッ!先輩に追い付け追い越せニャッ!!」
ノリちゃん(くわっ!)「ご飯出すニャーッ!!」
ノリちゃん「白面おじさん、こんな感じでどうニャ?」
ハクちゃん「まあまあだな。もうちょっと気合いが入ると、さらに良くなるぞっ!」
ノリちゃん「やったニャーッ!気合いでカリカリをゲットしたニャッ!!」
ハクちゃん「ぐふふ。飯が欲しいなら、時には押しの強さも必要なのさ。」
ノリちゃん「でも、この手は嫌われニャイですか?」
ハクちゃん「こいつは強い猫にだけ許される手よっ!!」
ハクちゃん「今でこそ姐さん公認の極道猫だが、昔は悪行が過ぎてな・・・」
「姐さんや、三代目(鼻茶)に嫌われてたんだぜ。」
ハクちゃん「一匹狼猫の俺には仲間はいなくてな・・・。」
「周りには、共闘してた鼻茶Ⅱ(左端)だけしかいなかったぜ・・・。」
ハクちゃん「強くて美猫の黄子姐さんは人(猫)望があって、憧れだったんだ。」
ハクちゃん「暴れん坊の俺にとっては、皆が仲良くしてる猫軍団は羨ましい世界だったぜ。」
ハクちゃん「何度も力尽くで縄張りを分捕ろうとしたけどよ・・・」
ハクちゃん「その度に軍団を守る、三代目(鼻茶)に阻まれてな・・・。」
ハクちゃん「そーそー。姐さんの妹の忍さんも気が強くてな、よく怒られたぜ・・・。」
「仲間同士で協力すると、すっげー力が出るもんなんだ。」
ハクちゃん「仲間と言えば、弱いくせに俺に楯突いた奴がいてな・・・」
「そいつも軍団に入ろうと必死だったんだ。」
「ガチバトルでそいつに一度だけ負けちまったよ。気合いってのはすげーな!」
ハクちゃん「その後は俺の相棒になったんだ。初めての本物のダチよ・・・。」
ハクちゃん「かつての鼻茶&アッキーみたいになれたかな・・・?」
「ノリも、喧嘩も協力もできるマブダチを作るんだぜ!」
ぶっちゃん「すぴーっ、すぴーっ。」
ROCK「お昼ご飯だから、ぶっちゃん起こしてあげてね。」
ノリちゃん「分かったニャーッ!」
ぶっちゃん「ふわわ~っ。もう少し寝ていたかったニャ・・・。」
ノリちゃん「お昼ご飯食べニャイの?」
ぶっちゃん「他所の奴に横取りされない様に見ててやってるニャ。」
「お前は早く食べちゃうニャッ。」
ぶっちゃん「僕もここでご飯食べられる様になるまでは、放浪猫だったニャ。」
ぶっちゃん「一匹ぼっちの僕を、姐さん自らスカウトしてくれたんだよニャ・・・。」
「だからノリ、優しく受け入れてくれた姐さんを、絶対に裏切っちゃ駄目ニャ!」
黄子嬢「昔みたいに、皆でご飯が食べられる軍団に戻したいニャ。」
「ノリが来てから、それが出来る様な気になって来たニャ。」
「ノリ、皆ともっともっと仲良くニャるんだぞ・・・。」
黄子嬢の怖さが身にしみたようで・・
ノリちゃんのぶっちゃん少し溝が埋まったようですね。
ジョ-くんは・・そのままのようで、ノリちゃんの方が色々掟?を勉強しているようで・・ジョ-くんより黄子嬢のハク殿の信頼関係も築けていい仲になりそうでうすね。ジョ-くん食べ物に執着してないで軍団の掟を勉強してそうでないとノリちゃんのぱしりになるかもよ
猫軍団といいつつ、みんなばらばらだったもんね。
猫さんは、一緒にお昼寝したり、ご飯食べてる姿が一番なごむよね^^
糊付きなのでノリちゃんになったんだよね。
警戒心の強そうなお顔してたのに
最近のお顔はすごく優しくなったような。
でも夜中のバトルは大変そうですな!
みんなでご飯が食べられる.....ほんと黄子さんのいうとおりだね
そうなんです。黄子嬢、真夜中の報復・・・でしょうか?
黄子嬢を怒らせてはいけませんね~っ(笑)
ノリちゃんに対しては、皆、キツイ態度を取れないみたい。
結果、皆が仲良くなってきました。
ジョー君、食いしん坊振りは相変わらずですが、時々
ノリちゃんに遠慮する時もあるんですよーっ。
仲が悪かったけど、何とか軍団が成り立ってたのって、やっぱり
お嬢の威厳があったからだよね。
これに天真爛漫なノリちゃんが加わって、さらに楽しくて強力な
グループになってくれましたね。
あとは、モシャシャ様のグループを吸収出来たら最高なんですけどね・・・。
糊が取れなかったらどうしようって思ったけど、何とかなって良かったです。
それにしても、軍団の一員に昇格するなんて、僅か二月で異例の出世です!
これもノリちゃんの必死さと性格の良さがあってですね。
最近はシャーッもほとんどしなくなったし、表情も柔らかくなりましたね。
一匹、一匹別々だったご飯ですが、複数で食べる事も増えましたよ♪