黄子嬢「ニャッ!誰かが近付いてる気配がするニャッ!」
チャッキー「そう?全然感じニャイけど。」
黄子嬢「植木の向こうに、絶対誰か猫さんがいるニャッ!!」
チャッキー「僕ちん、ご飯の方が気になってるニャ~ッ!!」
黄子嬢(じぃ~っ)「・・・。」
チャッキー(ポリ、ポリ)「美味しいニャ~ッ♪」
黄子嬢(バッ!)「植木が揺れてるニャッ!やっぱり誰かいるニャッ!!」
チャッキー「シーバ最高ニャッ☆」
チャッキー(ペロッ)「あ~、美味しかったニャッ!」
チャッキー「なー、なー。まだあるんでしょ。もっと出して欲しいニャッ!」
チャッキー(グオッ!)「だーすーニャーーーッ!!」
ROCK「うわっ!近い、近いっ!!」
チャッキー「早く出さなきゃ暴れちゃうニャーッ!!」
ROCK「今日のチャッキーは、いつも以上にご飯に執着してるなぁ~。」
チャッキー(ペロリッ)「ふふっ。僕ちんの迫力にROCKさんもまいった様ニャ。」
チャッキー「黄子ちゃん、シーバのお代わり貰えたニャ。」
「一緒に食べるニャッ!!」
黄子嬢(じぃ~っ)「・・・。」
チャッキー「いらないんニャラ、僕ちんが全部食べちゃうニャッ!」
黄子嬢(じぃ~っ)「・・・。」
黄子嬢「チャッキー、お前はそんニャ二縄張りよりもご飯が大事ニャ?」
チャッキー「うんっ!そんニャ当たり前の事聞かないで欲しいニャ。」
黄子嬢(バシンッ×5)「食ってばっかいニャイで、何者か確かめて来るニャッ!」
チャッキー「ひいっ!ご、ごめんニャさいっ!すぐ行って来るニャッ!!」
チャッキー(スタ、スタッ)「ニャンで僕ちんがこんな面倒な事を・・・。」
黄子嬢「あれ?余所者じゃニャくて、ぶっちゃんだったニャ・・・。」
チャッキー「お前のせいでシーバ完食できなかったニャッ!」
チャッキー「ニャッ!お前はブッチ!!」
ぶっちゃん(心の声)「ニャンで赤猫がいるニャ・・・。」
黄子嬢「お仲間同士で喧嘩は駄目ニャッ。止めに行かなきゃニャッ!!」
黄子嬢「チャッキー、誤解だったニャ。喧嘩しちゃ駄目ニャッ!!」
チャッキー「もう止められないニャッ!」
ぶっちゃん「今日の赤猫やる気満々ニャ・・・。」
チャッキー「おいブッチ!シーバ完食出来なかった責任取るニャッ!」
ぶっちゃん「ふんっ。シーバ、シーバうるさいニャッ!」
チャッキー「ニャンだとーっ!食べ物の恨みは晴らさなきゃ気が済まないニャッ!」
ぶっちゃん「ううっ。今日はいつもと違ってしつこいニャ・・・。」
ROCK「チャッキー、後ろから見ると迫力無いなぁ~っ(笑)」
ぶっちゃん「赤猫の相手ニャンて時間の無駄遣いニャ・・・。」
チャッキー「お前なんか尻尾巻いて早く帰っちゃえばいいニャッ!」
ROCK「ほらっ。シーバあげるからもう喧嘩はお止めっ。」
チャッキー「シーバさえ貰えるニャラ、もう許してやるニャッ!」
ぶっちゃん「ぐすんっ。赤猫に好き放題言われるニャンて・・・。」
ぶっちゃん「人(猫)生最大の屈辱ニャ・・・。」
ROCK(ナデ、ナデ)「まあ、まあ。チャッキーもご飯の事となると猫が変わるからね・・・。」
ぶっちゃん「変わり過ぎニャ。」
ぶっちゃん「今日は意表を突かれて失態見せたけど、もう同じ事は繰り返さないニャ。」
ROCK(ナデ、ナデ)「うんっ。さすが優等生なぶっちゃん。」
「今日はいい教訓になったね。」
ぶっちゃん「でも、とっても胸糞悪いニャ・・・。」
ROCK「あらっ、やっぱり簡単にはスッキリしないのね。」
???「そんな時は強くなる為のトレーニングでチュ~ッ☆」
ぶっちゃん「ニャ、ニャルほどぉ~っ!!」
ぶっちゃん「このサンドバッグで己を鍛えろとの神のお告げニャッ!」
チューちゃん「えっ!?サンドバッグって・・・。」
ぶっちゃん(パシ、パシ)「このっ、このっ!!」
チューちゃん「チュッ、チュチューッ!!」
ぶっちゃん「このーーーっ!!」
チューちゃん「あわわっ。噛んでますっ、噛んでますよぉ~っ(汗)」
ぶっちゃん(バシンッ)「絶対に強くなってやるニャッ!!」
チューちゃん「そ、そろそろ強くなっちゃったと思うでチュ~~~ッ!!」
ぶっちゃん(じっ!)「おやっ?よく見ればお前はチュー之介ニャ。」
チューちゃん(Q~ッ)「お、お役に立ちましたでしょうか・・・?」
ぶっちゃん「トレーニング後のストレッチニャ。」
ぶっちゃん「いい汗掻いて、少し気分が晴れたし、強くなった気もするニャ・・・。」
ぶっちゃん「ふっ。赤猫めぇ~っ、今度会ったら、ご飯取り上げて泣かしてやるニャッ!」
ROCK「ご、ご飯強奪っ!そいつはチャッキー徹えそうだね・・・。」
ハクちゃん「なるほど、今日はそんな事があったのか・・・。」
ROCK「チャッキーが武闘派モードになるなんて珍しいよね。」
ハクちゃん(ガツ、ガツ)「そーいや昔、俺にも向かってきた事あったよな。」
ROCK「ああ、黄子ちゃんのいる猫軍団に入りたくてね。懐かしい話だね~っ。」
END
なんか一年に一度くらい凶暴化する時があるんですよ。
いつもそのくらいの迫力見せてれば、最弱猫に甘んじる事も
ないと思うんだけどね~っ・・・。
やはり、食い物の恨みは恐ろしいにゃ~(爆)
猫軍団加入前のハクちゃんも、相棒の鼻茶Ⅱと窓から勝手に
家に上がり込んだり好き放題してましたよ~っ。
ちなみにその当時の駄目猫は先代赤猫アッキー君。
ハクちゃんの傷は物凄く酷くて、治っても結局毛は再生できません
でした・・・。
ハクちゃん タブと一緒で怪我の痕だらけねー・゜・(PД`q。)・゜・
柄もおんなじやもんね
最近のチャッキーは調子にのって赤猫のジョーと張り合ったり、
あんよ痛めたぶっちに喧嘩売ったり(セコイッ!)、パトロールも
せずに食っちゃ寝したり、黄子ちゃんもお怒りです。
今日なんて、黄子ちゃんの逆鱗に触れたチャッキー、また数発
叩かれてましたよ・・・。
ブッチーが大人でよかったね。
他所の猫さんと戦ったのかと思いました~
二人とも無事で良かった(^-^)/
シーバは戦争も引き起こそうデスね(笑)
シーバ戦争だ~~~