ROCK「体調悪いのにお外出て大丈夫?」
グレ美「お願い。ちょっとでいいからお散歩させて。」
グレ美「やっぱり、お外は気持ちがいいわよね。」
ROCK「グレちゃん、悪いけどスズメバチが三匹も寄って来たよ。戻ろう。」
※結局、グレ美やROCKにスズメバチが纏わり付いて危険なので、短時間で戻りました。
白太郎「お前、ふらふらなのにお外行っちゃダメだろう。」
グレ美「うん。今日はもう大人しくしてるわ。」
夕方からクーラーを点け、サーキュレーターで風を舞わせて涼しくしたROCK部屋にグレ美を移動させました。
クーラーの風を少しだけグレ美の箱に当たる様に調整しました。
グレ美「ここって凄く涼しいわね♪」
ROCK(なで、なで)「ここなら熟睡出来るだろう。」
グレ美「うん♪」
時々目を覚ますと、ROCKがいるかキョロキョロ探します。でも、すぐ横で寝ています。だってここは、ROCKのベッドですから。
グレ美「うふふ。今日はROCKさんを一匹占めね。」
ROCK「そうだね。安心して眠るんだよ。」
グレ美「幸せ~っ♪」
グレ美「はっ!」
※この表情の時、何も無い天井を凝視していました。もしかしてこの時既に、歴代猫軍団がグレ美の元へ来ていたのかもしれませんね。でも、幸せそうなグレ美を見て、連れて行くのを遅らせてくれたのかも?現に、この翌朝意識が飛んでしまった後も、夕方迄グレ美は仲良く過ごせたんだもの。
夜中のグレ美。安心してすやすや眠っています。前日は息苦しそうに寝ていたけど、この夜はよく眠れていました。
翌朝、チーするってROCKを起こしたグレ美、すっきりした後お水を飲み、ケージで寝るって言い出しました。
このケージで過ごしていた仔猫時代を思い出してたのかな~?
白太郎が心配して見に来ました。眠そうだけど、さすがはお兄ちゃんだね。
肉球マッサージや、撫でてあげると、くるくる喉を鳴らします。
しかしこの後、意識が飛んでしまいます。
白太郎「グレ美っ!大丈夫かっ!!」
新聞配達のおじさんに付いて来たノリママがお家に入りました。
ノリママ「グレ美、しっかりしてっ。起きるのよっ!」
ROCK「グレ、まだ逝くには早いよ・・・。」
この後、奇跡的に意識が戻りました。
虎子「お姉ちゃんには、あたしが付いていてあげるのよ~っ。」
グレ美「あなたもあまり調子よくないじゃない。無理しなくていいのよ・・・。」
グレ美「あたしがいなくなったら、虎子は仲良しがいなくなっちゃうのね・・・。」
グレ美「虎子、あたしに何かあったら、頼りないけど白太郎お兄ちゃんを頼るのよ。」
虎子「そんな事、考えたくないわっ!」
あめちゃんも落ち着かない様子でした・・・。
再びROCK部屋に戻ったグレ美。やっぱりこちらの方が落ち着くみたい。午後に病院へ連れて行くまで、部屋で寝ん子したり、ROCKとお話ししたりしてました。
グレ美「ROCKさん、病院なんていいから、ここでずっと一緒にいましょうよ♪」
※通院後、僅かの時間で虹の橋を渡ってしまったグレ美。こんなに早く逝ってしまうのなら、お注射なんて痛い思いさせなくてもよかったのでは?そんな事を考えてしまいました。
グレ美「病院の帰りに窓から色んな景色が見えたわ。」
「あたしとROCKさんだけの景色だったわね。」
ROCK「ROCKには見慣れた景色だったけど、忘れられない思い出になったよ。」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◎8月02日 18:35 グレ美が他界しました。
仔猫ーズリーダーとして今迄皆を色んな場面でフォローしてくれていた頼れる長女が、虹の橋を渡りました。週始め位迄は、元気に皆と御飯だって食べてたのに、二日前急に容態が悪化してしまいました。極度の貧血との事でした。我慢していたのかな?兄妹の中でも前に出る子ではなかったし・・・。病院で応急処置をして落ち着いた感じだったのだけれど、その数時間後に苦しみ出し、あっという間でした。最後はROCKを呼んで・・・僕は、「もう、頑張らないでいいからっ!」泣きながらグレ美の身体を擦っていました。最後の二日は、ほぼ付きっ切りでした。控え目だけど、時々凄く甘えてくる子で、白太郎同様にROCKっ子でした。最後は悔いなく甘え切れたかな?もっと一緒にお散歩したかったよ。病院の帰り道、キャリーケースのグレ美と歩きながら、前日スズメバチのせいで少ししかお外に連れ出せなかったけど、最後に長いお散歩が出来たかな?って思いました。今迄兄妹の事で大変だったでしょうね。お疲れ様でした。そして、ROCKの娘みたいに振舞ってくれて、凄く幸せでした。いっぱい思い出をくれて有難う・・・。
ROCK
ROCKさんは最善を尽くしたし、グレちゃんにもそれは伝わってたはず。
最期の方、表情が幼くなっているように見えます。
甘えてるんだね。可愛いお顔。
寂しくなるね...
ROCKさんと最後は一緒に過ごせてよかったね ROCKさんも今年は立て続きに辛い事が重なりましたね 心よりご冥福をお祈りいたします
ゆうべは書けませんでした。
こんなに続いて3にゃんも、rockさんのお心を考えると...。
やっぱりかける言葉は見つかりません。
でも病院行かなかったら行かないで後悔するし
きっと「もう頑張らなくていいんだよ」ってお言葉聞いて
グレ美ちゃんは逝ったのでしょう。
一分一秒でも長生きしてほしいけど苦しませたくない
天井を見開いた視線の先にはきっとみんなが、あたしもそう思います。
グレ美ちゃんどうかやすらかに〜
今から出張なのに涙が止まらなくなっちゃった猫娘でした。
とても突然で言葉が出てきません
いっぱいROCKさんに甘えて旅に出たんだ
今はお空でゆっくり休んでね
グレ美ちゃんのご冥福を心からお祈りします
グレ美ちゃんありがとう
そうなんですよね。結局は結果論になってしまうんですよね・・・。
グレ美ちゃんとは、最後の二日間、我慢してた分を取り戻す様に甘えてくれたので、いい思い出になってくれたかな?とも思います。
寒い時期、さり気なく膝に乗って来たり、小さい頃にROCKの指をアギアギ噛んで甘えてたのを思い出します・・・。
病院に行く前の喜んでるお顔、確かに幼少時に戻っていましたね。苦しさもあったと思うけど、少しの時間でも楽しかったんだよね。
家の中が猫さん三匹になりました。凄く寂しくなりました。最大で10匹が家の中にいたんだものね・・・。
ほんとに、何でこんなに早く逝ってしまうんだろう?
小さい頃に調子落として死に掛けた事があったので、今回も持ち直してくれるのでは?と思ったのですが・・・。
ミル豹姉妹に続いてだったので、落ち込みも酷いです。立ち直りには時間が掛かりそうです。
最後は一緒の時間を過ごせたので、未練無く旅立てたかな?兄妹の仕切り役がいなくなったので、これから大変だと思います・・・。
沢山の猫さん達と過ごして来たので、お別れも沢山経験しているけど、さすがにこの間隔でのお別れはキツイです。
黄子嬢の親衛隊二匹と妹が短い間隔で他界した時も辛かったですが、今回も同じ位辛いです。出産に立ち会った二匹とROCKっ子だったグレ美。思い出も多いので、思い出すと涙が止まりません。
目を見開いた時、確かに空に何かを目で見詰めていました。黄子姐さん?それとも新仔猫ーズ?何か驚いた風のお顔だったので、懐かしい顔がそこにあったのだと思います・・・。
最後はほんと辛そうだったので、「もう頑張らないでいいからっ!」泣きながらそう言ってました。
残された三兄妹とノリママには、長生きして欲しいと願います。
グレ美の登場してる記事が二本続いていたのだけれど、一本は後日の公開になります。
こんなに突然逝ってしまうなんて思ってもいませんでした。七月終わりの方の写真も伸び上がってお庭を見てたり元気でした。
8才の誕生日を、豹ちゃんも含めた皆で御馳走でお祝いしたのはついこの間なのに・・・。
最後は沢山甘えて旅立ちました。でも、もっと甘えても良かったのに。ウチでは数少ない大人猫さんだったので、我慢してたんでしょうね。
これからは、白太郎兄貴が頑張る番ですね・・・。
でもみんなROCKさんには感謝して幸せな人生をおくれたと思います。
次はいいことが続くとおもいますよ。
何でこんなに続くのだろうと、悲しみが薄れる間もなくグレ美まで・・。
小さい頃から2度危ない状態までいきましたが、2度ともなんとか切り抜けたので、今回も乗り越えてくれると期待したのですが、力尽きてしまいました。
身体は強くはありませんでしたが、活発で、小さい頃は猫軍団で一番の脱走名猫だったのが懐かしいです。
これからは、3兄妹とノリママ、元気で長生きして欲しいと思います。