虎美「モシャシャ様、怪我したんでしゅって?」
「もしかして、喧嘩に負けたんでしゅか?」
ROCK「うん。痛そうだったけど、弱音は見せなかったよ。」
「ーだから、まだ勝負は付いてないんじゃないかな?」
虎美「そうでしゅか・・・。」
虎美「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ!起きるでしゅよっ!!」
白太郎「むにゃ、むにゃ・・・。」
虎美(カプッ!)「猫軍団に危機が迫ってるんでしゅっ!早く起きるでしゅっ!!」
「あたしと一緒に、敵猫を撃退しに行くでしゅよっ!!」
白太郎(心の声)「虎美~っ。勘弁してくれぇ~っ。」
「凶悪猫とバトルなんか無理、無理っ!ぜってー無理っ!!」
虎美「起きないでしゅ・・・。う~っ。寝た振りしてるんでしゅね。」
「やっぱり、お兄ちゃんは戦力外でしゅっ。こうなったら、あたし一匹でやるしか・・・」
虎美(キッ!)「あたしが越えるべきライバルに先に手を出すとはっ!」
「謎の喧嘩猫、許すまじでしゅ~っ!!」
虎美「悔しくて、今夜は寝られないでしゅ。」
「もしもお庭に現れたら、黄子姐さんみたいに、あたしが鉄拳制裁してやるでしゅっ!!」
そうです。白太郎君じゃあ、戦う前に逃げますっ!
逃げなくても、誰かの後ろに隠れて戦力になりません。
かつて町内会最強の任侠猫だった白面の息子さんとは
到底思えない【へたれ振り】ですよね・・・。
モシャシャ様は、独りぼっちにならない、そして黄子嬢との
唯一の繋がりである猫軍団とその縄張りを必死に守っています。
頑張って欲しいですね・・・。
モシャシャ様に対してライバル心がある虎美ちゃん。
自分こそモシャシャ様を超えて真のチャンピオンになろうと
思ってたからね~っ。
モシャシャ様の事は嫌いなんじゃなく、ライバルって思ってる所が
格闘猫虎美ちゃんらしいです。
でも、今の実力では到底敵猫さんには勝てないでしょう。
今は十分に修行して、実力を付ける時ですね。
ノリママ集団で強いのは女の子だからねぇ~
モシャシャ様大丈夫ですか・・黄子嬢から預かった縄張りをしっかり守る責任感からガンバっているのね(涙)
虎美さん悔しい気持ちをばねにして強い子になってね
なんだかんだで虎美ちゃんも箱入り娘ですもんね。
夢の中でイメトレだけしててください・・