お散歩猫＆亀。

ＲＯＣＫ「あめちゃ～ん、お散歩行こう～っ☆」

あめちゃん「嫌でしゅーっ！何で、紐なんて着けられてお散歩なんでしゅかーっ！！」

あめちゃん「ＲＯＣＫさんは、あたしを病院に連れて行く気なんでしゅーっ！」

ＲＯＣＫ「病院になんて、元気なあめちゃんを連れて行かないよ。」

あめちゃん「病院でなくても、紐付きのお散歩なんて、断固拒否でしゅーっ！！」

ＲＯＣＫ「ハクちゃんは、いつもリード着けてお散歩行ってたよ。」

あめちゃん（くわっ！）「行くんなら、紐無しで、一匹で行くでしゅっ！」

ＲＯＣＫ「それ、たまにやらかす脱走じゃん・・・。」

ノリママ「－で、何であたしなのよ・・・。」

ＲＯＣＫ「しょうがないじゃん。ＲＯＣＫだって、たまには猫さんとお庭散歩したいんだよ。」

　　　  「それに、少し元気出てきたみたいだし、お日様に当たった方が身体にもきっと良いよ。」

ノリママ「それはそうかもしれないけど・・・。」

ノリママ「そもそも、何でリード付き？リード無しでだって、一緒に歩いてあげるわよ。」

ＲＯＣＫ「雰囲気、雰囲気。こうしてると、ハクちゃんや虎子君とお散歩してるみたいじゃない。」

ＲＯＣＫ「おっ！ナガミヒナゲシだよーっ ♪ 」

ノリママ「何か、すっごく楽しそうね・・・。」

ＲＯＣＫ「うん。めっちゃ楽しい ♪ 」

ノリママ「ちょっとーっ！今度は何よっ！こんな所に載せないでよっ！！」

ＲＯＣＫ「ハクちゃんは、ここが大好きだったじゃない。」

　　　　 「それに、昔のノリちゃんは、物置の上から家の中やらお友達見るの好きだったでしょう？」

ノリママ「それ、１０年も前の話じゃない・・・。」　

ＲＯＣＫ「こっちは、椿だよーっ！」

ノリママ「既に、いっぱい落ちてるわね・・・。」

ノリママ「あら？ロンさんじゃない？あなたもお散歩？」

ロンちゃん「そうよ。やっぱり、バスキングライトより、自然光よね～っ☆」

ノリママ（しみじみ・・・）「それにしても、ロンさんとも長い付き合いよね～っ。」

ロンちゃん「そうだね～っ。」

ノリママ「あたしがここに来る前から、ロンさんはここに住んでたのよね。」

ロンちゃん「ふふふ・・・。昔はよく、縁台で姐さんとこうやって日向ぼっこしてたな～っ ♪ 」

ノリママ「さ、そろそろROCKさんもロンさんもお家に戻りましょう。」

　　　　「ご飯の時間に遅れると、あめちゃんがキレるわよ。」

ロンちゃん「もう少し、甲羅干ししてたかったな～っ。」

ＲＯＣＫ「また、皆で来ようね。あ、あめちゃんが不機嫌になりそうだけど・・・。」