年の初めの猫さん達・・・。

お外でパトロール中のノリママ。

ーな～んて、実は地べたゴロゴロしたり、毛繕いしたり遊んでただけです・・・（笑）

グレ美「ねーねー。あれって御庭番のお仕事じゃないよね？」

ROCK「ははは・・・。そ、そうだねぇ～っ。」

グレ美「ママも白太郎お兄ちゃんも当てにならないとなれば、次はあたしの番よね。」

ROCK「ふふふ。だからって、勝手にお外に出ちゃあ駄目なんだからねっ！」

グレ美（ムスッ！）「わ、分ってるわよ～っ！！」

虎美「御庭番なら、タイガー・マスクを目指す虎美が一番の適任でしゅっ！」

　　　「どんな敵猫でも、【迎撃KO☆】でしゅっ！！」

虎美（キリッ！）「モシャシャ様を超える、武闘派猫になるでしゅっ！！」

虎子（ガサ、ガサッ！）「・・・。」

虎子（キラッ☆）「御庭は、敵猫が隠れる場所が多いわねっ！！」

　　　　　　　　　 「警備の遣り甲斐があるってものよっ！！」　

虎子「ゆくゆくは、あたしが王様・・・いえ、王女様猫になって縄張りを守るわっ！！」

ROCK「それじゃあ、どっちが先になれるか？白太郎と競争だね。」

虎子（ぐてぇ～っ）「ええ～～っ。お兄ちゃん相手じゃあ、張り合いないわぁ～っ・・・。」

ROCK「そ、そっか・・・。」

あめちゃん「嫌ーっ！絶対に嫌よーっ！！」

虎美（ぺた、ぺた）「何でお外に出ないんでしゅかぁ～っ？楽しいでしゅよ。」

虎子（パシ、パシッ！）「脱走はするくせに、おかしいわよっ！！」

あめちゃん「嫌なものは、嫌なのっ！！」

白太郎「お外が嫌って、不思議な奴だな。」

あめちゃん「お外が嫌なんじゃないでしゅよっ！」

あめちゃん「この紐に繋がれると、病院に連れて行かれちゃうんでしゅよ。」

　　　　　　  「お兄ちゃん、知らなかったんでしゅか？」

白太郎「病院って、具合悪くなければ連れてかれないぜ。」

　　　　 「そんな事でびびってたのか。弱虫だなぁ～っ・・・。」

あめちゃん「煩いでしゅっ！ロン君にびびっちゃうお兄ちゃんに言われたくないでしゅっ！！」

白太郎（ダダッ！）「弱虫あめちょは放っといて、散歩にＧｏ！だぜっ。」

ＲＯＣＫ「おい、おいっ。張り切り過ぎだぞ。」

白太郎「蜜柑、捥がないのか？」

　　　　 「この木って、くちゃい臭い出す芋虫がいるんだよな・・・。」

ＲＯＣＫ「クロアゲハさん、今は蛹だよぉ～っ。」

白太郎「他に虫さんがいそうな所はっと・・・。」

白太郎（掘り、掘りっ！）「ありゃりゃ。前はここら辺に、蟻さんとかいっぱいいたのに・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　 「ヤモリさんやトカゲ（カナヘビ）さんだっていたのにぃ～っ！！」

ＲＯＣＫ「トマトが無くなってすっきりしちゃったし、だいたい冬なんだからいるわけないよっ！」

白太郎（じぃ～っ！）「ちぇっ。それじゃあ、警備猫でもすっか・・・。」

　　　　　　　　　　　　 「大物逮捕の手柄を立ててやるぞっ！！」

ＲＯＣＫ（ガクッ。）「もしかして、警備するのって暇潰しなの？」

白太郎「今年こそ、絶対に王様猫になってやるぜっ！！」

ＲＯＣＫ「あははは。無理っぽいなぁ～っ・・・。」

ノリママ（ぶすぅ～っ。）「迎えに来るのが遅いわ。」

ノリママ「さあ、早く帰るわよ。」

ＲＯＣＫ「はい、はい。」

ノリママ（スタ、スタ・・・）「・・・。」

ＲＯＣＫ「早い、早いっ！歩くの早いよっ！！」

ノリママ「早く開けてーっ！！」

ＲＯＣＫ「急勝（せっかち）だねぇ～っ。」

ノリママ「今年は、もっと家猫らしくなるわっ！！」

ＲＯＣＫ「そんな事言って、暖かくなるとテラス猫になっちゃうくせにーっ。」

ミルクちゃん「ふわわわ～っ♪」

豹ちゃん（ボソッ）「お姉たん、カメラ構えてるでちよ。」

ミルクちゃん「い、今のはナシでちっ・・・（汗）」

　　　　　　　 「隙を見せた時にシャッター押しちゃ駄目でち。」

豹ちゃん「お姉たん、そんな事じゃあ、年長組を超える猫にはなれないでちっ！」

ミルクちゃん「そ、そうね。もっとしっかりしなくちゃでちっ！！」

☆皆様、今年も猫軍団共々宜しくお願い致します・・・。