製図ペンのお手入れ

製図ペンもどんどん無くなってしまい、ロットリング、ファーバーカステル、ステッドラー、
ともに生産終了で、「壊れたから買わなきゃなー」
とはいかなくなった。
デッドストックを探しても、もはや見つけられないのではなかろうか。

ということでロットリングが全滅(壊れた)してから
ファーバーカステルとステッドラーの2本使いしているが、
どちらも書き心地よし、ロットリングよりもインクの詰まりが少ない気がしていた。

ところが、現場作業の悲しさ、ペンを使う機会が少ないものだから
ついついほったらかしておいたらとうとう2本とも詰まってしまった。

ファーバーカステルの方は0.25ミリと非常に細いんだけども
分解して


お掃除して、なんとロットリングのインクを注入。




出来上がり。
インクも綺麗に出るようになり、気分爽快。

ペンの角度と力具合に気をつければ、インクの掠れもムラもなく、
とてもスッキリした字が書ける。
コピーしてもすごく綺麗に文字が出るので、ロットリングから始めて
もう37年も製図ペンを使っております。

ただ、私が持っているのはペン先が0.3ミリ以下のものだけなので
人様には絶対に貸しません。
たまに、ちょっとかしてーとか言われて持って行かれそうになる時があっても、
「ちょいちょーい！」
と呼び止めて別のペンを貸す事にしております。
ボールペン並みの筆圧で書かれた日にゃー、一筆めでペン先が無残に折れ曲がってしまって
泣くに泣けない状況に陥った事が過去にあったので。

ステッドラーの方は溶剤でないとペン先の詰まりが取れないかもしれないので
除光液に漬けてみようかな(無謀な・・・・・)。