審査の対象者が・・・
今回は非常に少ない審査の対象となりそうです。
何とも悲しい限りです。
移籍組の空手が他流派で経験があり実力がある場合に限り、規定の基準を満たしてなくても早めに審査を受けさせる場合がありますが、ちょっと今回の移籍組の実力を見る限りでは初心者と大差いと思います。
残念ながら、全くの未経験者と同じレベルでしかないので規定基準を満たすまでは白帯のままになってしまいます。
白心塾での空手道の実力基準は、何も稽古の規定回数と技術レベルのみを見ている訳ではなくて空手稽古に向かう気持ちや気合、落ち着き、礼儀etcとあって、それらが全くの空手未経験者と違えば規定基準未満であっても審査の対象といたします。
それと基本的に公平に皆の稽古を見て判断していますので、たとえば同時期に入門した兄弟や同級生でも帯の同じ級ではなくなります。
弟が兄よりも上になる場合も当然ある訳です。
凄く沢山の級(帯色)にしてどんどん受けさせる道場もありますが(級の多い所は白心塾の2倍あります)、白心塾では帯色が比較的少ないので帯の色(級)なので、帯が変わるのはシビアになります。
過去にお情けで昇級・昇段させて失敗した経験もありますから、かなり慎重になります。
後からでも自分の努力で帯以上の実力をつけて見せてもらいたかったのですが、私もやってくれると信じていましたが、見る目がその時の私になかったのか、結局そんな状態で過去に無理に昇級・昇段した人達は続かずに、理由をつけて結局脱落して行きました。
なので、その辺はとっても後悔しています。
それは思い上がらせただけで、本当に本人の為にはならなかったと思います。
逆に現在残って頑張っている人達は帯を実力で取った者しかいませんので・・・ただ次のスッテプに手が届いているのが少ないので今回の審査の対象になる見込みのある人が少ないんです。
今回は見送りにしようか・・・・ふぅ~っとため息です。
とは言っても実力ある者もいますので、彼らの努力は認めたいとは思っています。
一所懸命稽古して今の帯以上に努力出来ればどんどん実力はついていますので自然と帯の色も変わるのに・・・ね!!
今一番努力の見えて輝きがあるのが30代40代の一般部ですかね・・・
押忍