寅の日記

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温故知新

2012-03-29 23:29:48 | Weblog
猫と生活してるから??
すっかり夜行性になってしまった。
今年は例年に比べると寒かった。
猫の出入り口を開けたままにして置くと家中が冷えきってしまう。

それゆえ、夜になると締め切って猫を出さな様にした。
一匹だけこれにまっこうから反対し出たいとだだをこねる。

最後は頭に来てゴルフクラブのドライバーを持ち出してヘッドで、頭をコツんとしてやった。
啼くとクラブを持つだけで首を縮めて逃げて行く。

それでも1時間もすると、出せと啼く。
単なるニャーなら無視も出来るが、懇願するように絶叫されたので寝ても居られない。
猫に構っていると夜が明けてしまう。
だんだんと寝不足が高じ遂に昼夜が逆転してしまった。

そんな時にBSのチャンネルが増た。
有料放送だが無料期間に見たい映画やドラマ見つけ見入っていると朝になる。
そんな中、孔子を描いたドラマを見つけた。

今さら孔子でもあるまいに・・・
まぁ、見始めると面白い。開始時間も午後6時で、起きている時に始まる。
これを見て居ると温故知新と言ったところ!

原文は: 子曰く、溫故而知新、可以為師矣
 子とは「孔子」のことだそうで 「孔子は話された」といった意味。

 次は4字熟語でおなじみの「温故知新」。古きをたずね、新しきを知ると習った。
 でも、温が訪ねるなのか?国語辞典の多くは「あたためる」のたぐいのしか載っていない。
 現代の日本での使われ方からすればごもっともな意味である。
 日中辞典で「温」を引くと2番目の意味に「復習する」とある。

 ふと、考えを[あたためる]、なって使い方もする事に気が付いた。
 どんな時かと言えば、アイディアが纏まらず、繰り返し考える時、などにも使う。
 
 故は「古いこと」や「ゆえ」になる。
 そのようなことから「古事を繰り返し学ぶ」又は「繰り返し学ぶこと[ゆえ]で」

 理屈をこねて得た解釈は、
  古くからの謂われを繰り返し学ぶことで、新しい知識を得る事が出来る。

 旧跡などを訪れて、新しい事を知ることは、1つの方法に過ぎない。
 本来の意味は、もっともっと巾が広いことを知った。

これは、まさしく「温故知新」と言ったことろだろう!
ともすれば、現代人は自分たちが一番優れていると、驕っては居ないだろうか?
確かに、科学技術の進歩で、太陽系の外まで探査機を飛ばしたり
核反応を使った発電も出来る様になった。

論語にはこんな言葉もある。

 子曰く、君主は義に喩る、小人は利に喩る。

昨今の日本は「利」しかも目先の利益ばかり追い求め「義」を忘れ
愚か者の国に成り下がっている様に思えるのは考え過ぎか?


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