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人生の迷子。

化粧品検定1級不合格で学んだこと。

2019-01-16 07:00:00 | 日記_2019
松の内も明けたので、そろそろ始動します。

いきなりですが、2018年11月に化粧品検定1級を受けたんですが、不合格でした。

受けようと決めて取り掛かった時には相当に頑張る気だったのだけど、勉強すればするほど頭に入ってこないし集中力がどんどんそがれて行って。
5月に受けたアロマテラピー検定は全然そんなことなかったのに、化粧品検定は全く用語が覚えられなかったりして。
覚えが悪くなってるだけだと思っていたんだけど受験1週間前になって突然ひらめいた。

「私がやりたいことって、コスメでも色物関係の事だけだな」

コスメコンシェルジュって、コスメの事なんでも知ってる人、ってことだと思うのだけど、私が欲しいものは総合力ではないのだと気づいてしまった。
この色とこの色を組み合わせるとか、そういうことが楽しいのであって、このアイシャドウの粉体はうんたらくんたらとか、そんなことはどうでもいいんだと思い知った。
それでも何とか最後まで勉強はつづけたけど、結果はついてこず…。

そもそも、コスメコンシェルジュ目指してみようと思ったのは資格があれば記事に説得力を持たせられる「箔がつく」というだけであって別になくても平気と言えば平気なわけで。
公認メンバーとして書いている以上ある程度基礎的にあった方がいい知識だってあるだろうと常々感じていて、それが明確にライセンスとして提示できれば説得力のある記事にできるのではと思ったことで取り組んでいたわけだからエゴ以外の何物でもないわけで。
承認欲求を満たすために欲しかった資格なんだな、と気づいたのです。
私が本当にやりたいことは「面白い(興味深いも含む)文章を書くこと」と「色を楽しむこと」。
別にコスメの相談に乗りたいわけでもコスメに関してアプローチしたいわけでもなんでもない。
コスメに関していえば「この色とこの色組み合わせたらよくない?」とか「この色よくない?」っていって「そうだねそうだね」っていう承認が欲しいわけですよ。
けど、総合力があっても色のセンスがないとそういう承認は得られない。
本当に取り組んだ方がいいのは色にまつわることなんだと、目が覚めたわけ。

負け惜しみのようだけど「不合格だった」ってあんまり言いたくないのにそれを言ってるというのはもうこういう心理が奥底で働いたが故としか説明しようがないからで。
だからか、全然悔しさもない。
何点だったんだろう、とかもう一回受けようかとか、そんなのもない。
すごくすっきりした。
憑き物が落ちたって感じ。
少なからずショックは受けました。
しょぼんとなりましたよ。
でもすぐ復活というか。
まぁそうだよなー、あの集中力の無さじゃだめだよなーって。
後悔がない。

コスメコンシェルジュになれば違う扉が開いて違う景色が見えたかもしれないけど、本来やりたいと思っていた道とは違う道で苦しんだかもしれないなぁと思うとこれでよかったのかなと思います。
書くために必要な資格ってわけじゃないし、その肩書があるからっておもしろい記事が書けるわけじゃなし。
なんの縛りもなく自分の楽しいことを書く方が絶対面白く書けるだろうな。
力を誇示したかっただけなんだなーと思ったらなんて愚かだったのだろうと思います。


なので、今は文章書くためのインプットと「書く」ということを継続する力を養いたいところで、これからちょっと集中して「書く」ことをやっていきたいのでございます。
がんばる気はないですが、継続しないと力はつかないので苦しくならない程度に続けていきたい。

だもんで、こうやって書き始めてみたので、またしばらく付き合ってやってください。
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