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≪7≫デリラと宇宙野郎たち  未来史①

2012年05月17日 | 読書録
未来史…SFの中でも大きなテーマだし、魅力もあります。

アシモフの「ロボットもの」~「ファウンデーション」に続く歴史。

光瀬龍の 宇宙年代記シリーズ

そして、なんたってハインラインの未来史。

なぜか、このハインラインの未来史だけはまだ触れていませんでした。

「夏への扉」「異星の客」「月は無慈悲な夜の女王」

「愛に時間を」「悪徳なんかこわくない」「宇宙の戦士」…

と長編はよく読んでいるのですが、短編は読んでいませんでした。

「地球の緑の丘」もタイトルを知っているだけで読んだことはありません。

今回初めて読んでみましたが

あの、太平洋戦争以前より書き継がれているというこの歴史に

今更のように驚いています。

未来の移動手段として書かれている「動く道路」は、

実際には、空港や長い歩道に時たま見かけるくらいだし、

原子炉や、宇宙ステーションなどもどこか違うところがありますが

書かれた時代を思うと凄い作品です。

「月を売った男」というのもこのタイトルで出ている本もあるので

昔から知っていましたが、詐欺師の話だとばかり思っていました。

本気で月の権利を手に入れようとする、いたってまじめな話とは…

やはり、SFは面白い。

だけれども、昔から見ると読書スペースが遅いのでなかなか進みません。

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