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結論的には、これは「愛」の話なのだろうか?
間男を作って逃げた妻を追って蝦夷地へやってきたシュマリ。
相手の男を殺すも、妻は許し自分の元へ帰るように諭す。
しかし、自らの元に返る気のない妻を残し、去ってしまうシュマリ。
だが、時に触れて生活を助けてやる。
妻はその後、華族と再婚し(重婚?)、その華族の事業を助けるために、代償にその身を使い、
不貞を働いたと華族に撃ち殺されてしまう。
逃げた妻が生きている事が自分の生きがいとしていたシュマリは、大陸に渡りどこえともなく消えていく。
しかし、この話に明治の初期から、だんだんと日本が蝦夷地を北海道として、アイヌの土地を自然を奪っていく話が重なっていく。
最後には、死んだアイヌ女の子 ポン・ションを育て、農学校にやり、蝦夷地の牧場経営を考えるが、
その子も「日本人」として日清戦争にかり出されてしまう。
土地を奪い「アイヌ」として蔑みながらも、「おまえは日本人だ!日本のために闘え!」という理不尽さ。
「アメリカ」という大陸を原住民から奪ったアメリカ人。
「オーストラリア」という大陸を奪ったイギリス人。
「中国」という大陸の多くを原住民から奪った漢民族。
人間の愚かさを、マンガという武器であらわにしていった手塚治虫。
「W3(ワンダースリー)」の最初で、銀河連邦は
地球は良い星か、悪い星かと話し合いをしていた。
私だったら‥‥「悪い星」に1票いれてしまうかもしれない。
間男を作って逃げた妻を追って蝦夷地へやってきたシュマリ。
相手の男を殺すも、妻は許し自分の元へ帰るように諭す。
しかし、自らの元に返る気のない妻を残し、去ってしまうシュマリ。
だが、時に触れて生活を助けてやる。
妻はその後、華族と再婚し(重婚?)、その華族の事業を助けるために、代償にその身を使い、
不貞を働いたと華族に撃ち殺されてしまう。
逃げた妻が生きている事が自分の生きがいとしていたシュマリは、大陸に渡りどこえともなく消えていく。
しかし、この話に明治の初期から、だんだんと日本が蝦夷地を北海道として、アイヌの土地を自然を奪っていく話が重なっていく。
最後には、死んだアイヌ女の子 ポン・ションを育て、農学校にやり、蝦夷地の牧場経営を考えるが、
その子も「日本人」として日清戦争にかり出されてしまう。
土地を奪い「アイヌ」として蔑みながらも、「おまえは日本人だ!日本のために闘え!」という理不尽さ。
「アメリカ」という大陸を原住民から奪ったアメリカ人。
「オーストラリア」という大陸を奪ったイギリス人。
「中国」という大陸の多くを原住民から奪った漢民族。
人間の愚かさを、マンガという武器であらわにしていった手塚治虫。
「W3(ワンダースリー)」の最初で、銀河連邦は
地球は良い星か、悪い星かと話し合いをしていた。
私だったら‥‥「悪い星」に1票いれてしまうかもしれない。
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