しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

真夏の東海旅行(4)黄昏時の東海道線を撮る

2011-07-31 23:56:43 | 鉄道写真

2011年7月23日(土)

魅力いっぱいの三岐鉄道に未練を残しながら、A木氏の運転で、伊勢湾岸自動車道の巨大橋で名古屋港を横断して岡崎市に向かいます。

やってきたのはJR東海道線岡崎~幸田のほぼ中間にある、県道78号線がオーバークロスする地点。15時半を過ぎ、陽はすでに傾き始めています。線路を跨ぐ橋の上から東海道線の名古屋方面が遠くまで見渡せます。すばらしい・・・。光線状態もGOOD!

JRの最寄り駅から徒歩でここまでたどり着くのは(ちょっと)困難(岡崎駅から 4キロ、幸田駅から3キロ)なのですが、何故か鉄道利用が原則の<お立ち台通信>に掲載されています。とは言え、列車利用のカメラマンを拒んでいたこの撮影地も、近々に身近な撮影地に変身するはずです。何故って・・・。豊橋方向を眺めると、目の前で新駅の設置工事をしていましたから。来年3月のダイヤ改正時には徒歩3分のお手軽撮影地として貨物好き撮り鉄の人気を集める事でしょう。でも、駅から近いこの地は急速に開発が進み、あっという間に開放的な風景は失われてしまう事が想像されるのですが・・・・・。

このすばらしい光景が失われないうちにと撮影に励みます。こんなにすばらしいロケーションなのに我々だけ。(後で、地元の方が参戦)

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我々だけの理由がすぐに分りました。この時間帯、来る機関車みな桃太郎・・・・。電車は、ほぼ313系。これではさすがに飽きてきます。お腹も空いてきました。陽も沈んでいきます。撮影を切り上げ、車をさらに西に向け、豊橋市内に向かいます。

目的地は豊橋市内のうなぎ店。ここで同じく大学鉄研同期の浜松在住E上氏と合流します。

 


真夏の東海旅行(3)保々の車両たち

2011-07-31 23:52:41 | 鉄道イベント

2011年7月23日

さて、三岐線保々駅に隣接する保々車両区では本日『三岐鉄道80周年感謝まつり』が開催されています。沿線での撮影者の多さもこのイベントに関係している様です。カーナビを頼りに会場に向かいます。会場の奥には、この日のために集められた三岐鉄道の車両たちが展示されていました。ひときわ目を引くのは、白い凸型機関車。平洋セメント藤原工場の入れ換え専用機東ED301がオーラを放っています。何が凄いって、この機関車は普段、工場外に出ることが無い、機関車界の<秘仏>と言ってよい車両です。もともと南海が東芝に発注した4両の電気機関車の生き残りで、車体には角を使わず丸みを帯びたデザインが特徴です。昔、和歌山市駅で貨物列車を見たことがありますが、ひょっとしたらその時の機関車だったのかもしれません。 そうだとしたら、長い月日を経ての再会です・・・・・。

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そして東武ED5080形を整備したED5080形・5082号機。この機関車も東武時代に出会っているかも知れません。

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こういうイベントに付きものの保線車両の展示も忘れてはいけません。大手私鉄やJRとは違い、車両(この場合は機械が正しいか・・・)に何とも言えない味があります。

Img_6368 ←お子様に操縦させる

お父さんの方が嬉しそう・・・。

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鉄道工場の華と言えば<トラバーサー>!←私だけが思っているだけなのですが。

ここにも立派なものが現役で活躍しており嬉しく思いますが焼きそばとかき氷の屋台が<トラバーサー>内にでーンと置かれ、上手く撮影出来ません。少し残念ではありましたが、屋台で冷たいサイダーを購入し、<トラバーサー>脇でゴクゴクいくのも悪くはありません。朝から、ハードスケジュールでしたから、ここで一息と思っていたら。同行のA木氏が「こんなところでゆっくりしてたら、次いかれへんで。立って!立って!」と先を急がせます。一瞬(普段《どらえもん》の様に温厚な)氏の顔が鬼に見えました・・・・。


真夏の東海旅行(2)炎天下の三岐鉄道

2011-07-31 14:43:43 | 鉄道写真

2011年7月23日

清州での撮影を9時半ごろで切り上げ、A木氏の愛車で三重県を目指します。高速を四日市東ICで下り、保々駅の北に位置する朝明川鉄橋脇でスタンバイします。我々が到着した頃は、人の影のない、小鳥のさえずりだけが聞こえてくる静かな場所でしたが、記念HMを付けた電車がやってくる頃には、四方から駆けつけた大勢の同業者でお祭り状態です。

Img_6177大勢のカメラマンが待っていたのは、三岐鉄道開業80周年のヘッドマークも誇らしげな101系電車(もと西武401系)。電車は元西武ばかり・・・。

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そして保々駅を出発した重連貨物がセメント+フライアッシュ貨車を牽いて築堤を上ってきます。

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まつこと25分、ホキを連ねた重連貨物列車が東藤原の工場から下りてきました。

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Img_6298 さらに北に移動します。三里~丹生川の中間点をオーバークロスする県道140号線(通称ミルクロード)の橋上で俯瞰写真を撮るべくスタンバイします。やがて富田方向からゆっくりとセメント列車がやってきました。

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真夏の東海旅行(1)清州ふたたび

2011-07-31 09:59:12 | 鉄道写真

2011年8月22日(土)

徳島から夜行バスに6時間ほど揺られて到着したのは、名鉄バスターミナル。バスは4列シートでありましたが、運行するのが気の毒なくらい空いていましたので、意外と快適でした。時刻は5時35分。JR名古屋駅にダッシュして大垣行き普通に滑りこみます。目的地は2駅先の清州です。駅から線路に沿って北へ5分ほどあるくと、脚立に上がった人影が見えてきます。大学鉄研同期の大阪在住A木氏です。氏は昨夜1時過ぎに車で家を出て、3時過ぎから当地で待機していたとのことで、陽が昇り始めた、一時間ほど前から撮影を開始していたそうです。私も氏の後方に陣取り、岐阜方向から来る上り貨物列車の撮影を開始します。しばらくするとDD51原色機に牽かれたフライアッシュ貨物がやって来ます。

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すぐに

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国鉄型が3連続でやって来て、いやが上にも、テンションが上がります。が、撮影後に画像をチェックしてみると、EF66の写真の右下にバンダナを巻いた頭が写り込んでいます。後から来た若い方が我々の前方で撮影していましたが、列車が近づくと自分でも意識しないうちに身体を柵から大きく乗り出してシャッターを切ってしまったようです。さっき大きく上がったテンションが、一気にしぼみます。

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今や絶滅危惧種となってしまったEF66-0番台は来ることも無いだろうと思っていると、待ち人来る!35号機がゆっくりと通過して行きます。今度は余計なものが写り込まない様に機関車をアップ目に撮りましたが、少々窮屈な画になりました。《あちらを立てれば・・・・》、ということでしょう。

前回ここに来たのは2009年の11月の事です。前回→http://blog.goo.ne.jp/hally583/d/20091123

あれから1年半とちょっと経ちましたが、貨物列車ファンにとっては、ここは今でもパラダイスです。蚊が多い事を除いて・・・。