←レールパークに入場すると、懐かしの0系新幹線が出迎えてくれました。(とは言え全体のほとんどをカットされ1/5程しかありません。映画のセットみたいです。
今日は、久しぶりに有給休暇を取りました。この10月末で閉園となるJR東海の佐久間レールパークを訪問するために・・・。
本日は8時12分豊橋駅発飯田線電車に乗車予定でした。が、起床したのが8時10分。ホテルがいくら駅から近いと入っても間に合うはずはありません。これで本日の予定はリセットされました。これからどうするか、悩みます。西日本は昨夜から兵庫県を中心に豪雨被害が出ており、これから雨の区域は東に拡がるとテレビニュースで流れています。一刻も早く帰途に着かないと交通機関が途中でSTOPしてしまう可能性は充分あり得ます。このまま飯田線の奥の方に進んで途中で大雨に遭遇した場合、そこに日付を越えて閉じこめられる心配があります。そんな不安が次から次と頭をもたげて、どこにも行かず真っ直ぐ引き返すと言う選択肢に傾きかけたりします。
とは言え、ここで引き返すと、佐久間レールパークを訪れる機会は永久に失われてしまいます。間違いなく!
ここは、腹をくくり多少のリスクを冒しても、進む事にします。
特急<伊那路1号>でレールパークを目指します。列車は、幾度と無く、川を渡り、山を越え、奥へ奥へと、ゆっくりと(特急料金を返せと思う位い)歩みを進めていきます。
意外でしたが、ここは行政区は静岡県浜松市になります。もう長野県境は目前です。本日の目的地「佐久間レールパーク」は駅構内の一角にあります。
←宇宙戦艦ヤマトの「地球滅亡まであと○日」という様な表示が惜別感をあおります!
クレーンそのもの
ここの凄いところは、他の乗り物系博物館では脇役の客車の展示が充実している事です。
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- ←パークの華と言えるであろうキハ181-1
- 野外展示とは言え、現役時代(特に最後の四国時代)以上に磨き上げられています!
- サハシ153-15からの改造車→教習車クヤ165-1。屋根上のキノコ型クーラーが種車のビッフェ時代を思わせます 。この車両は新しい博物館の展示リストにはありません。このまま解体されてしまうのでしょうか?
- ←すしべんとう(550円)で腹ごしらえ・・・。お子様向けなのか、少し甘口なお味。
施設内にある図書室では相当数の鉄道図書が閲覧出来ます。単行本の中には珍書のたぐいも見受けられます、クーラーのよく効いたこの場所は、私にとって天国の様な環境です。1970年代の「鉄道ファン」を読み更けるうちに、帰りの電車の時間が来てしまいました。後ろ髪引かれる思いでしたが、これを逃すと次の上り電車は2時間半後になります。
中部天竜駅のホームから側線を眺めると、いすゞのマイクロバスを改造した保線用巡回車?が鎮座しています。2011年に開業する新しい博物館に、この車も展示すべき!と思うのは私だけでしょうか・・・。
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