8月23日(日)
今日は早起き(4時起き)して、JR西日本金沢総合車両所の公開イベントに向かいます。(おじさん世代にとっては国鉄松任工場と言った方が通りが良いかな?)普通電車での北陸入りは、久しぶりです。近年、新快速が敦賀まで乗り入れる様になって、便利になりました。とは言え、18切符シーズンの車内は大混雑。神戸から福井県敦賀までの補助椅子(座れただけ幸運でしたが)での2時間半の旅は、寝不足の身体に堪えます。おまけに冷房効き過ぎで、難行苦行の道中です。敦賀から接続の455系電車に乗り継ぎます。国鉄時代とほとんど変わらない、背もたれが垂直の対面座席でありますが、元急行車両だけあって、見かけ以上に快適でした。
←自分が乗ってきた車両が国鉄色車である事に降りてみて初めて気が付く・・・・。
松任駅北口から工場引き込み線に沿って5分ほど歩くとゲートがあります。
入口横には、キ206(形式キ100)ラッセル車が工場を守護する仁王様のように置かれています
←ボンネット特急用愛称板が誇らしげに展示されています。美しく、かつシンプルなデザインに見とれてしまいます!が、実物が残っているならば、臨時の「雷鳥」走行時は、白地や臨時文字の愛称板ではなく、保存されている絵入り愛称板を使用して欲しいと、思ったりもします・・・。
←奥へ進むと大糸線用キハ52-125がイベント応援のため駆けつけてくれていました。
←何故か、キハ52と一緒にトキめき新潟国体のマスコットキャラクタートッキッキも参加!本来は男の子と女の子の2羽ペアで行動する様ですが、何故か女の子のみの参加です。横から見るとウルトラセブンのガッツ星人にそっくり(そう思うのは私だけ?)
←鉄道工場の華!(私が思っているだけ)トラバーサー。敷地内には所々に水が張られ、金魚や鯉が泳いでいます。暑い昼下がり、水温も高そうで見ていて辛そうです。
トラバーサーの側にいた職員に、「こちらのトラバーサーの製造メーカーはどちらですか」と尋ねたところ、近辺にいた職員を呼び集め緊急会議が始まってしまいました。軽い気持で聞いたのに、大事になってしまい、当方も恐縮してしまいます。肝心の製造メーカープレートは外されているみたいで、はっきりした事は分からないとの事でした。ただベテランさんが言う事には、「国鉄浜松工場から移設してきたのではないか。」との事でした。
現場の雰囲気が漂います
←藤子不二雄のふるさとが高岡なのが縁で「ハットリ君」列車が走っています。でもハットリ君より鰤のイラストの方が遙かに大きく不思議な感じ・・・。にんにん・・・。
いろいろと見所いっぱいの工場公開でしたが、一番人だかりの出来ていたのは、ボンネット特急電車(クハ489-2)の周りでした。「こだま」号以来、半世紀にわたって日本の主要幹線を駆け抜けた、美しいスタイルを記憶に焼き付けようと多くの訪問者が、取り囲んでいます。彼らの現役姿を見られるのも、後どれくらいで しょうか?
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