しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

濃厚!うどんツアー第2弾

2008-05-05 02:39:09 | 食べ歩き

4月29日(火) 昭和の日

濃厚!うどんツアー第2弾

  昨年9月に実施したうどんツアーからはや半年が経ちました。前回参加者達から2回目の実施を望む声が高まり、GW前半のイベントとして行われる運びとなりました。

ツアー第1弾の模様http://blog.goo.ne.jp/hally583/d/20071007

本日は、ほぼ全回と同じ職場の面々で、再訪の希望が極めて高い谷川米穀店を手始めに前回のツアーで漏れたうどん店を巡る予定です。もちろんガイドは<自称料理研究家>「N田女史」で、前回以上にさぬきうどんのDEEPな世界に我々を案内してくれるはずです。

海陽町を早朝出発し、途中で合流する参加者を加えつつ、徳島自動車道に入り、西へ向かいます。高速道路上では後ろから黄色のサインを点滅させた公団のパトロール車がぴったりついて、事故現場に急行するので道を譲るようスピーカーで呼びかけられました。が、間が悪い事に、ちょうど山岳区間を走行中でトンネルと高架の繰り返しの片側1車線対面区間でした。車を避ける路側スペースもない。ハンドルを握るN田女子は「どーすればいいのー!」とハンドルを握りしめパニック状態に。ここでよけるわけにいけません。「前の車!この先の橋梁で寄って下さい!」と後ろの車が呼びかけます。がN田女子は何故か橋梁を通り越しひたすらアクセルを踏み込みます。しばらくの間、公団車とのチェイスが続きます。ようやく追い越し区間となり、公団パトロール車は、今までの遅れを取り戻すべくフルスピードで駆け抜けていきました。N田女子に聞くと!橋梁とは聞こえずに、この先の峠と聞こえたそうです。「何時まで行っても峠が無いので焦った・・・」と言っていました。でも後ろの公団パトロール車も、いつまで経っても前の車が譲ってくれないので焦ったと思うのですが・・・

こんな事もありましたが、前回同様、美馬ICを降りて進路を北に取り長いトンネルを抜けると、もう香川県!そして県境から程近い所に、なつかしい谷川米穀店がありました。

第1店目 谷川米穀店

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10時前に到着。前回同様のどかな自然の中に川沿いにその店はありました。が、前回来たときと様子が違う!違いすぎる・・・・!すでにものすごい人の列が出来ている!数えたとろ、我々で先頭から60番目くらい。何時になったら食べられるのか、不安を覚えます。結局およそ50分待って入店でき、私は<かまたま小>を注文します。これから他の店も廻るので、ここは小にしておきます。直属上司のOさんは豪快?に<かまたま大>を注文。 N田女史は<かまたま小>を注文した後、同じモノをおかわりします。私が「どうして最初から大を注文しないの?」と聞くと、彼女はImg_3722「<かまたま大>では玉子と麺の量のバランスが悪くなるので小をおかわりする方がベターな選択ですよ!」と料理研究家らしいアドバイスを寄せてくれます。どうせなら注文前に聞きたアドバイスですが・・・・。とにかく白い柔らか麺に醤油(だし入り)を掛け辛子みそをひとさじ入れた後、玉子と一緒にかき混ぜて準備完了。静かに麺をすすります。その瞬間、ここに来るまでの全ての苦労が報われたことを知ります。通勤電車並みに混雑する小さな店内は非常にざわついていますが、このうどんを食べている一瞬に関しては、雑音は聞こえてきません。ただただ舌と喉ごしでうどんを味わいます。

小麦粉高騰の影響を受け、値段は前回来た時より上がっていますが、この味なら1000円出しても惜しくは無い!

Img_3727我々が食べ終えて店を出る頃、行列は橋を越えはるか国道まではみ出していました。最後尾の方が食べられるのは2時間後くらいでしょうか・・・!正直、彼らに対して少しの優越感をかんじます・・・・。「がんばれよー!君たち。」 心が少し病んでるのかな・・・。私って・・・

第2店目 三島製麺所

Img_3732Img_3733国道を谷川米穀店より少し坂出方向に山を下った場所を少し折れた場所にあります。正直分かりづらい場所にあります。N田女史も、入る道路を一本間違いましたが、それにめげず神社の裏道を歩いて通り抜けたどり着きました。看板が掛かっておらず、値段の札も掛かっていない、製麺所付属のうどん屋さんです。谷川米穀店より少し堅めです。
 
第3店目 山越
Img_3747Img_3749さぬきうどんと言えば「山越」の名が出てくる位の有名店です、映画にも取り上げられていました。今回のツアーでは、私が希望しました。店に到着。ファミレス級収容台数の駐車場がいくつか用意されており複数名の警備員が整理しています。そして店に向かうとものすごい列が出来ています。この分では、何時間待つのやらと心配しましたが30分ほどで入れました。ここは大量のお客をさばくために注文→うどんトッピング→支払いの過程をシステマティックに行っています。その分、情緒は損なわれますが、待ち時間は短縮されます。むずかしいところですが・・・・。朝から<かまたまうどん>ばかり食べて来て飽きてきました。今回は、冷やしぶっかけとしました。麺のつるつる感は素晴らしく、のど越し感は良いのですが、さすがに三店舗目ともなるとお腹いっぱいで、食が進みません。とは言え、出来上がったうどんを日本庭園風の中庭で食べるのは風情があります
 
第4店目 番外 風月
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以上で本日のうどんツアーは終了となりました。皆さん満腹の様ですが・・・・。が、女性陣はあと一カ所廻るつもりでいます。食後のデザートは別腹との事で、まんのう町にあるスィーツ店<西内花月堂>に向かいます。花月堂とはお菓子のテーマパークの様なスポットで、我々は奥にあるヨーロッパのシャトーを思わせる造りの<キャラメルママ>に入ります。「甘いモノなど食えるか!」主義のO氏を除きケーキセットを注文。ケースから自分の好みのケーキを選び、皿に盛ってもらいます。本日は、朝からうどん一杯のために、ずっと列び放しだったので疲れています。ここでようやく皆さん、一息つけたようです。それにしてもあれだけ「お腹いっぱい」と言っていたのに、皆さんケーキをペロリと平らげてしまいました。ものすごい別腹です・・・!
こうして、第二回目ツアーも無事、幕を下ろしました・・・・・・。
数日後、職場の食堂にタッパーに入った辛し味噌が置いてありました。N田女史が持ってきたとの事。試食してみると<谷川米穀店>のものに近い味です。「さすが、料理研究家!研究して自分で作ってきたんだ・・・!」と賞賛していると、職場のご意見番S川女史が「これ、N田サンが道の駅で買ってきたもの。」と私の勘違いを正してくれました。料理研究家と料理上手とは違う様です。勘違いした私が悪い。とは言え、おいしいモノに懸ける女史の好奇心は料理研究家そのものです。
次回もDEEPな世界へのガイドよろしくお願いします!


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