屋根の葺き替え工事に備え、大工さんが足場を組まれたので
カフェ葉流乃音の外観は、ただいまこんなことになっております・・・
入り口はこちら。
気をつけてお入りください。
申し訳ありません・・・
屋根の工事はお天気とにらめっこ。
今週は秋雨前線が南下するため、雨の日が多いと聞いてヤキモキ・・・
晴れの日を無駄にしないように前倒しで・・・と配慮してくださったのでしょうか、
日曜日の朝、7時半というのに
♪ ピンポーン ♪ と、総勢10名の職人さんが来てくれました(^^)v
職人さんたちが屋根に上がり
さっそく瓦を剥がし始めます。
みるみるうちに、きれいに剥がされてゆく瓦・・・
向こう側につけたトラックに「ガシャーン!ガシャーン!」と投げ込まれていきます。
キセキのように晴れ渡る空は、もう秋の気配・・・
瓦の下は土。
昔は瓦を土で止めていたのですね。
ところで・・・この土をおろしていくのって、めっちゃ大変じゃない?!
そうなんです・・・
ただひたすら手で掻き取っては、箕(み)に入れて運ぶ・・・の繰り返し。
若い職人さんたちが、屋根の上を飛ぶように歩くので
傾斜のきつい屋根が、平面に見えてくるから不思議です(^_^;)
その中には、外国の若い人たちも・・・
横桟で止めてあるのは、杉皮です。
昔はこれで防水をしていたとか。断熱効果もあるそうで
最後の最後まで、これを残したいと思って
いろいろ検討したのですが・・・やむなく断念しました(>_<);
杉皮を剥いだら、野地板が現れました。
これで、家の中は丸見え・・・青天井!
ていねいに土を集め、杉皮を束ねては・・・
向こう側のトラックの荷台へ。
外国の方を含む、たくさんの若い職人さんたちが
汗と土埃にまみれながら
テキパキと仕事してくださいました!
瓦おろしが、たった一日で終わってしまうなんて・・・オドロキです!
その上、庭に落ちた土や杉皮はもちろん
店の前の道路まで、キレイに掃き清めてくださいました。
ていねいな仕事ぶりには、感心しきり・・・
本当にありがとうございました♡♡♡
みなさん、カッコイイ~(^^)v
ブルーシートに覆われて、様変わりした古民家・・・
約77年もの間、この家を守ってくれた瓦ともお別れです。
夕刻の5時。
透明な初秋の光が、庭に差し込んできました。
瓦おろしの一日が無事に終わったことに、心から感謝!
はるのん2号