美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~

 町ナカ(大阪府堺市)から
 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が
 日々のアレコレを写真とともに綴ります

突然始まった・・・!! 屋根の瓦おろし

2019年09月01日 | カフェ葉流乃音の営業予定とお知らせ

 

 屋根の葺き替え工事に備え、大工さんが足場を組まれたので

カフェ葉流乃音の外観は、ただいまこんなことになっております・・・

 

 

入り口はこちら。

気をつけてお入りください。

申し訳ありません・・・

 

屋根の工事はお天気とにらめっこ。

今週は秋雨前線が南下するため、雨の日が多いと聞いてヤキモキ・・・

晴れの日を無駄にしないように前倒しで・・・と配慮してくださったのでしょうか、

日曜日の朝、7時半というのに

 ♪ ピンポーン ♪ と、総勢10名の職人さんが来てくれました(^^)v

 

 

職人さんたちが屋根に上がり

さっそく瓦を剥がし始めます。

 

 

みるみるうちに、きれいに剥がされてゆく瓦・・・

向こう側につけたトラックに「ガシャーン!ガシャーン!」と投げ込まれていきます。

 

 

キセキのように晴れ渡る空は、もう秋の気配・・・

 

 

瓦の下は土。

昔は瓦を土で止めていたのですね。

 

ところで・・・この土をおろしていくのって、めっちゃ大変じゃない?!

 

 

そうなんです・・・

ただひたすら手で掻き取っては、箕(み)に入れて運ぶ・・・の繰り返し。

若い職人さんたちが、屋根の上を飛ぶように歩くので

傾斜のきつい屋根が、平面に見えてくるから不思議です(^_^;)

その中には、外国の若い人たちも・・・

 

 

横桟で止めてあるのは、杉皮です。

昔はこれで防水をしていたとか。断熱効果もあるそうで

最後の最後まで、これを残したいと思って

いろいろ検討したのですが・・・やむなく断念しました(>_<);

 

 

杉皮を剥いだら、野地板が現れました。

これで、家の中は丸見え・・・青天井!

 

 

ていねいに土を集め、杉皮を束ねては・・・

 

 

向こう側のトラックの荷台へ。

 

 

外国の方を含む、たくさんの若い職人さんたちが

汗と土埃にまみれながら

テキパキと仕事してくださいました!

瓦おろしが、たった一日で終わってしまうなんて・・・オドロキです!

その上、庭に落ちた土や杉皮はもちろん

店の前の道路まで、キレイに掃き清めてくださいました。

ていねいな仕事ぶりには、感心しきり・・・

本当にありがとうございました♡♡♡

みなさん、カッコイイ~(^^)v

 

 

ブルーシートに覆われて、様変わりした古民家・・・

約77年もの間、この家を守ってくれた瓦ともお別れです。

 

 

夕刻の5時。

透明な初秋の光が、庭に差し込んできました。

瓦おろしの一日が無事に終わったことに、心から感謝!

                     はるのん2号

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする