KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

百日紅

2012年09月07日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

今日は「ところにより雷雨」の予報もなくて湿気が少なく、空だけは秋を思わせた。
薬師堂へお参りしたあと、木陰はとても涼しいので、久しぶりに石段を下りて武蔵国分寺まで足を伸ばした。下りればハケ(このあたりでは崖のことをハケと言う)の湧水の流れがあって涼しいのは解っているけれど、帰路の登りのことを考えると・・と、しばらくご無沙汰していた道だ。
でも、今夏はまだ見ていない武蔵国分寺の百日紅を見なくては・・今年は元気で咲いているかな、と気がかりだった。
この百日紅、樹齢が700年をゆうに越えているという。鎌倉時代からあった、ということだ。お寺の伽藍も塔も鎌倉幕府滅亡時の戦で焼失した。そのときに生き残った木かもしれないのだ。
数年前、花があまり咲かなくて心配になったけれど、最近は元気を取り戻した。
大木の柳とともに、今年も元気だった。


境内に、今頃から秋海棠がいっぱい咲くのだが、今年は少ない気がする。お寺の境内にも湧水源があって、その小流れのほとりに咲き乱れるのだ。


湧水に添って、名水百選の水源までを歩いて小流れのほとりの農家で野菜を買う。季節が良ければ始終買いにくるのだが、ともかく今年の夏の暑さと残暑でこちらもご無沙汰だった。


オクラ、茄子、小松菜、その他もろもろ、殆どが1袋100円。


そこから一気に石段を登っていつもの公園へ。木陰を選って歩いたので思ったよりも汗をかかずに済んだ。

秋海棠寺域をめぐる水の音  KUMI




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