KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

芽キャベツ

2016年02月12日 | 料理
天気 曇一時晴

週末は春の陽気を通り越して気温が上がるという。
そのまま春になる訳はなく、吹き返しの真冬の風を考えると・・体調が・・

最近、木のままの芽キャベツが売っている。バラした芽キャベツは、以前はそう高価な野菜ではなくよく食べていた。それが今や一袋400円! 大好物なのに最近は滅多に食べる機会がなかった。
たまには買ってみようかな、と、地元野菜の店で粒の大き目のものを1本買ってみた。値段は、バラのものより少し安い。2リットル入りの天然水のボトルとちょうど同じくらいの大きさだ。

夫は、生っているのを初めて見た、とびっくりしていた。
実は私も昔、芽キャベツは「木に生る」とは知っていたけれど、蜜柑やりんごのように生るのだと思っていた。このカタチを知ったのは、30年くらい前に職場の後輩が「田舎から送ってきた」とこれを持参してきたの時だった。田舎育ちなので畑の野菜は良く知っている方なのに、これは見たことがなかった。

芽キャベツの季語は?と調べたら、冬だった。もう旬の終わり?別名姫キャベツ・子持甘藍。
歳時記(電子辞書に入っている角川俳句大歳時記)に載っている例句は、たった一句。しかもそれが・・私がいつもご一緒している句会の仲間(といっても本当の俳人)の句だったのでびっくりした。頂いた句集に載っていたはずなのに覚えていない。

芽キャベツの摘まれしところ水の玉  正子

畑で収穫すると、きっと水滴が滲み出てくるのだろう。
夕食に半分を摘んで・・指先で押すとすぐに採れる・・食べたけれど、そんな現象にはなっていない。

ぎつしりと収穫を待つ姫キャベツ  KUMI

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