凛としたさむらい的日本人。

2018-01-18 15:26:03 | 大いに怒りの炎を燃やせ。

日本人が 世界にみとめられることは 喜ばしいことだ。

日本人が持っている 宝物って何だろう。すべて網羅して 一言で表現するなら

「魂の表現」ではないかと思う。ものつくりの世界で 日本モデルをみた外人の方が一応に

絶賛されるのは その精緻な技巧もさることながら、一つのことに 全身全霊を打ち込む姿であろう。

「己を愛するがごとく 他の人も愛せよ。自分がしてほしいことを 他人にもほどこす。」

そうした習わしが、巧まずして子組のなかで呼吸をしている。

いつ なんどき 身の周りに 何が起こるかわからない、下着だけは いつも清潔にしておきなさいよ。

小学校を卒業して 家を出ていく時に 大方の家では そんな母親の声がしたものである。

「重たいものをもつときは 軽いものをもつような心で持ちなさい。軽いものをもつときは

重いものをもつようにもつものだ。」と父から教わった。ふすまの開け閉め、モノを放り投げる悪い癖を直すときのことだろう。

改まって言われるとお説教になってしまうが、タイミングよく聞かされると そうだなと思うものらしい。

終戦で私が復員して 毎日 半ばやけになって 放縦な暮らしをしていたころ

「戦争に負けようが 勝とうが 太陽が東からのぽっとて 西の海に沈んでいる。また川の水は上から下に流れていく。こんなことが変わらない限り 人間の世界は いつものように存在していくものだ。平常心を失うな。」と注意されたことがいくつになっても忘れられない。

一つ一つが一家相伝されてきたのが日本の社会であったのだろう。

しかし、そうはいっても、日本はどんどん変わっていく。人の心も浮草のごとく変わっていく。

大みそかの 黄白を見ながら 昭和も遠くなったな。しみじみと思う。

それでも 凛とした日本の文化は 憲法9条とともに生き続けてほしい。

 

 

 


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