私達が行動決定をする時、
顕在意識と無意識が協議をし
最大の益を得られると思われる行動を決定します。
この時、次の4つに照らし合わせて判断を下しています。
善か、悪か。
正か、誤か。
得か、損か。
快か、不快か。
そして、一番優先順位が高いものが
その選択が自分にとって快となるのか、不快となるのかです。
善行、悪行、難行、苦行も
自己の欲求を即時に、
または将来的に満たし快を得ようとする結果です。
この決定がスムーズに行われている時は問題がありませんが、
快を得るための判断が下せずに滞ってしまうと
不快な状態が続きます。
この状態が悩みの状態です。
この時、私達の心の中で二つ以上の相反する気持ちが
働いていることを示しています。
例えば、恐怖感や不安感を強く感じている時は、
自分の直近の未来、将来が危険な状態に陥る可能性を感じ、
その危険を避ける事や対処する術が無いと感じています。
しかし、大抵の場合、
その危険を過大に評価してしまっていたり、
その危険を避ける選択を排除していることが殆どで、
そのことが決定を滞らせています。
つまり、そのような不合理な解釈を発見して
整合性のある捉え方へと変えることで
悩みや問題は解決へと向かいます。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計