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心の問題や悩みを解決するために、
まず大切なこととして、
解決のための取り組みを始める前に、
取り組み目標が正しく設定されているかどうかが
重要であることを書かせて頂きました。
過去に上げさせてもらったものは、
①自分の望む方向とは別の方向に働いている力に注目する。
②他人を変えるのではなく自分を変える目標であること。
③ゴール目標ではなく取り組み目標であること。
④自分の力が及ぶもの。
そして、今回は、
問題解決は、解決したいものが複数あったとしても
一つずつ取り組むです。
例えば、次のような相談があったとします。
○最近妻と良く喧嘩をしてしまうので何とかしたい。
○仕事が上手くいかずストレスを強く感じている。
○朝起きても疲れが取れていない感じがする。
○何人か集まって話(雑談)をする時に何を話していいのか分からない。
○早く人生を終えたいと最近思う。
○何もかも投げ出してしまいたくなる。
○胃の調子が悪い
○肩こりや頭痛が酷い
○昔の嫌なことを良く思いだして嫌な気持ちになることが多い。
このような時は、クライアントに、
性急な解決を要する問題なのか順番を付けてもらったり、
これらに共通する者あるとしたら何であるかを考えてもらったり、
今の自分が解決しやすいと感じるものは何かを聞いたりして、
取り組み目標を一つに絞ることになります。
何故なら、全てを同時に扱うことは出来ませんから
当然と言えば当然のことです。
この時、問題を一つずつ取り組むということは、
全ての問題が解決するには多くの時間が必要になるのではないかと、
考えてしまう人もいますが、
実は、上のような一つ一つの問題は、
木でいうと枝であり、それを辿ると根本の問題(幹)に行き着きます。
その幹の問題を解決すると同じ幹にある複数の枝の問題が
同様に解決したりしますので、
必ずしも一つの問題の解決に要した時間×問題の数とはならないのです。
それとですが、
今、今回のことを書いている時にですが、
解決のための取り組みに入る前の大事なことがまたひとつ現れてしまいました。
あまり細かいことを書くときりが無くなるので、
出来るだけ大まかにと思っているのですが困ったものです。
それについては、また今度の機会に書くことにします。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計
読んでくれている誰かに知ってもらおうとしながら、実は自分が今までやってきたことを復習し確認しているんですよね。
風の吹くままに生きてきましたが、今とても大変な思いをしています
ですから、風の吹くまま、、、よいのでしょうか
風の吹くままに自分を委ねて進む人も
いるかと思います。
どっちも正解ですよ。
ただ、今が悪ければ過去を悔むのも人間です。
過去を良くするには、今を良くすればOKです。