沖縄の四季の花

平敷屋の製糖工場跡

平敷屋のワイトゥイに向かって行くと
その手前に昔の製糖工場の跡がありました。





赤いレンガ造りの煙突が
空に向かってそびえています。
思わず車を止めました。



近づいて見ていると、
管理をしている方が色々話をしてくれました。

きれいな四角錐に造られた煙突は
高さが16メートルもあり
すべて手作業で造られたとのこと。

どうやってあんなにきれいに
レンガを積み上げていったのか。
昔の人の技術に改めて驚かされました。



煙突は、元々3基あったそうです。
でも、先の大戦で爆撃にあい
2基は破壊されてしまったとのこと。

残った1基にも、あちこちに
弾痕が残っていて
戦争の激しさが伝わってきます。



今は静かにたっている煙突ですが
見上げていると
寂しく悲しい気持ちになりました。



煙突の裏の丘に登ってみると
米軍の基地ホワイトビーチが眼下に広がっているのは
何とも皮肉な感じですね。


沖縄の史跡と四季の花々見所をゆったり探索しています

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