今朝の朝日新聞に「千の風になったあなたへ贈る手紙」の募集記事が載った。
大切な人を亡くして悲しみにくれている人がどんなに多いかを知らされた思いだ。
わたしも夫が旅先のホテルで倒れて途方にくれ、言いようのない哀しみと悔しさと不安を胸いっぱいに抱えて、毎日を辛い思いで過ごしていた。
そんな時、夫の病気について知りたくてパソコンから体験談を抜き出したのがきっかけで、自分の毎日をブログとして書き綴り、できればこの人のように無事快復したと最後に笑えたらと思った。
夫は結局7ヶ月余りで意識の戻らないまま逝ってしまったが、その間夫に語りかける形で書くことでどんなに自分の辛さを和らげることができたことか。
この辛さは当事者でなければ本当のところは分からないと思う。
たとえ息子であっても妻のわたしとはその悲しみの深さは違うだろう。
子が親に対する気持ちと、配偶者がその相手に対する思いには相当な差がある。
夫が「千の風」になったかどうかは分からないけれど、もうすぐ彼が亡くなって4年を迎えようという今、ようやくどうにか立ち直ったものとして、多くの悲しみに打ちひしがれている人たちが、これからの自分の人生を健やかに送ってもらいたいと切望する。
大切な人を亡くして悲しみにくれている人がどんなに多いかを知らされた思いだ。
わたしも夫が旅先のホテルで倒れて途方にくれ、言いようのない哀しみと悔しさと不安を胸いっぱいに抱えて、毎日を辛い思いで過ごしていた。
そんな時、夫の病気について知りたくてパソコンから体験談を抜き出したのがきっかけで、自分の毎日をブログとして書き綴り、できればこの人のように無事快復したと最後に笑えたらと思った。
夫は結局7ヶ月余りで意識の戻らないまま逝ってしまったが、その間夫に語りかける形で書くことでどんなに自分の辛さを和らげることができたことか。
この辛さは当事者でなければ本当のところは分からないと思う。
たとえ息子であっても妻のわたしとはその悲しみの深さは違うだろう。
子が親に対する気持ちと、配偶者がその相手に対する思いには相当な差がある。
夫が「千の風」になったかどうかは分からないけれど、もうすぐ彼が亡くなって4年を迎えようという今、ようやくどうにか立ち直ったものとして、多くの悲しみに打ちひしがれている人たちが、これからの自分の人生を健やかに送ってもらいたいと切望する。