大雪で孤立した部落

徳島県の山間の地で９８歳の女性が心肺停止状態で見つかり結局亡くなったという。

雪が降る中、たった一人で電気も電話もつながらない、どんなにか心細かったであろうと心が痛む。

いつだったか、歳をとったら銀座の真ん中で住むのがよいと書いていた人がいたけれど、歳をとってから

住み慣れた土地を離れるのもまたなかなか心が動かないだろうとも思う。

脚立に上るのが怖くなって、もうそろそろ先のことを考えるときが来たかと実感している身には

９８歳のきっとしっかり者で健気であったろう彼女の最期が暗くて寒かったことを考えるととても

辛い。