婚家の先祖代々のお墓にお参りに行ってきた。
昨年は息子が一緒だったけれど、今年も１人で。
車を運転していたころからタクシーを利用している。
往復で遠距離割引というのがあるらしく９６０円引きで１３，７００円だった。
お墓の入り口のところにお花屋さんがあるので毎年そこでお花や提灯、鬼灯などを
購入してお供えする。この時期だからスーパーで買っても大して違いはないだろうけれど
６，4７０円というのは実に高い。この暑さでは１日と持たないであろうが
お花が何よりの供養だという。
明日は夫のお墓参り。ここは毎年自分の車で行っていたけれど、今年は車を処分して
初めてのお盆になる。近くて申し訳ないけれどと今日のタクシードライバーに明日のお迎えを
頼んでおいた。
空港、新幹線、高速道路の混雑をTVで見るたび、帰省も行楽も大変だ。難行苦行である。
５年か６年か前の２月わたくしは１人で中国石林へのツアーに乗った。
目的は石林であったけれど折角だから近くの羅平の菜の花畑も見たかった。
菜の花畑の総面積世界一と言われ、一面菜の花で埋め尽くされているところ。
ずっと以前母と桂林、漓江を旅した時、本来は石林の予定も入っていたのだ。
ところが桂林から昆明への飛行機が飛ばなくて（よくあることだが）桂林あたりで
３日ほどうろうろして結局紹興酒をお詫びにもらって取りやめになって帰国した。
その時からどうしても石林に行きたいと思っていた。石林は珍しい石が林立していて
結構面白かったが、万峰嶺の見物が登ったり下がったりととてもきつかった。
次は九塞溝と思っていたけれど「これは無理かもしれない」とその時思っていた。
その九塞溝で大きな地震がありホテルを大きな石が襲い、コバルトブルーの池が
変色したらしい。
青池と言えばもちろん規模は小さいけれど白神十二湖を思い出す。
この時も１人旅だった。夕陽を眺めながら河原の金色の不老不し温泉入りたくて
やっと予約がとれて五能線の旅に出た。途中の十二湖駅からバスで青池を見に行った。
森の中を歩いて青池にたどり着く。真っ青だった。
五能線の旅は途中千畳敷などもあって五所川原まで。その先、津軽半島も歩いてきた。
長江くだりをしたとき、船を降りて黄山に登った。
「黄山を見ずして山を見たという勿れ」と言われている山だ。
山頂で３泊したけれどなかなか晴れずに霧の中（雲海）が多かった。
この時すでに九塞溝は無理かなと思っていたのだ。
中国への旅はシルクロードなど（莫高窟は素晴らしい）10回以上してきたけれど
数年前に「蒼穹の昴」に刺激されて前に行った折じっくり見てこなかった紫禁城を
もう一度みたいと出かけて行ったのが最後になった。
九塞溝は縁がなかった。
我が家から車で１０分足らずのところにある観光ホテルのモーニング。
４８０円。病院の朝食も同じ値段だった。
今朝、ゆで卵もお塩なしだった病院食を思い出しながらいただいた。
ここでブログを始めて４，４４３日になると表示されている。
夫の入院中は別のところで書いていたけれど一旦ブログを閉じてどうにか立ち直れそうになったときに改めて始めたのだった。あのころのことを思い出してついほろりとした。
わたくしは本来泣き虫で、映画やTVを観ていて涙をこぼし、本を読んでは泣いた。こんなことに泣くのかと夫は全く信じられないと不思議そうな顔をしていた。
＊＊＊＊今日は１か月ぶりに美容院に行ってきた。平素はだいたい３週間にしているのだがトイレの改装や洗面台の取り替えで打ち合わせの人が来たり、入っている物を出したり、収納したりでバタバタしていて遅れた。来週は雨予報なので急遽予約を入れた。おひるはそのお隣のお寿司屋さんでランチ。だから歩数計は今、３，５２２歩になっている。上出来！
帰り道、ご近所の駐車場に３種類の梅干しが干してあった。小粒の可愛いのがおいしそう。酸っぱいものが苦手なのでほとんど梅干しは食べない。いざというとき（どんな時か？）のために冷蔵庫の中に少しは入れてあるけれど。
ちょっと摘まみたくなるほどきれいだった。梅干し１個で牢屋に入るのも困るのでちょっと眺めて通り過ぎたけれど、梅干し干しってなかなかいい風景だった。
