この花はバシュウ科ムセラ属の亜熱帯性の植物で、「チユウキンレン」と
読みますが、正式には「チョウキンレン」と云うそうです。
黄色い花の様に見えますが、実は、苞(ホウ)と呼ばれる花弁状の葉で
本当の花は、その間に小さく細い筒の様に咲いており目立ちません。
地面から湧いてきた金色のハスを意味し、名前には、「・・蓮」と
ありますが、まったく関係なく日本名では「耐寒バナナ」と云い、
別名、「チャイニーズ・イエロー・バナナ」だそうです。
葉は、バナナの葉に似ていて真冬には完全に枯れてなくなりますが、
珍しく、花だけは、このまま300日(1年間)近く長期鑑賞でき、温かくなると
また、元気に新しい葉が出てくるとか・・
この写真は、開花したばかりで、開花までに3~5年掛かったそうです。