坂巡り、第二回目です。
お城の東南、豊臣の時代は城内やった所です。
江戸時代はどうやったんてしょうね。
あいどり坂
森ノ宮駅の南、玉造稲荷神社の近くです。
ほとんどの坂が、緩やかに整地されている中、少し急です。
登りきった所に旧町名の銘板がありました。
光が当たって分かりにくいですが、半入町とあります。このあたりに、秀頼の側室愛殿の父親の青木半入の屋敷があったそうです。
坂の名前も愛殿から来ているらしい。
半入町も、江戸時代にも残って昭和54年の住居表示変更で消えてしまった。と、あります。
少し寂しい変更です。
東に進むと、かぎや坂。
小さい路地です。
このあたりは、細川越中の守の屋敷のあった場所です。
名残の遺跡があります。
越中井戸。細川ガラシャ夫人のゆかりです。
近くには、カテドラルもあります。
そこから、西へと伸びるのが、ほくちや坂です。
ほくち、火を起こすための道具、を売る店があったそうです。
南に行くと、どんどろ坂。
どんどろ大師への参道やったそうです。
はじめは緩やかですが、さいご急になっています。
下って行くと、どんどろ大師に行き当たります。
今日は、ここまで。
帰り道、長堀通りから北側を見ると
階段になっていたり
かなり急坂になっていたりで、
一筋の違いで段差があることが分かります。