若い女性に関して情報通の年下の知り合いは「若い子は皆、化粧品を山のように持ってるし、流行の服だってバッグだって靴だってすぐ買ってます。身につけるものと、それを着る体が命だと思ってますよ」と言っていた。
寄せて上げるブラジャーとかお尻が上がるガードルとかが売れるのも当然だろう。
私も寄せて上げるのは買ったことがある。
ところがあれは、正直者にはとても辛い。
パッドが入っていて、確かに胸は大きくは見えるのだが、しょせん、それは嘘である。
だから歩いていても、誰が私の胸に目をとめるわけでもないのだが、どうも世間に嘘をついているような気がしてならない。
「すみません。実はこんな上にはないんです」とあやまりたくなる。
だからおのずと猫背になってしまい、逆効果になる。
ガードルに至っては矯正効果はあまりないソフトタイプを買ったのに「何でこんなものを穿いて生活が出来るのだ」と穿いた途端すぐ脱いでしまった。
こんな物で尻を上げて見せるくらいなら、垂れたままでいいと思った。
若い女性たちのように、小細工をして「ほーーら、どうだ」と胸や尻を突き出しては歩けないのである。
つづく
シミ、シワ、タルミ専門店
SOU創顔
http://sougan.main.jp/