福沢桃介が多大な寄付をして建てられた図書館
蝉時雨のなかふと立ち寄ってみました
学生食堂の山食が今も健在です
耐震工事のブレースも見られます
幻の門と言われた東門を通って1943年10月21日
小雨煙る早朝明治神宮外苑競技場へ向かいました
壮行会では塾長の小泉信三氏が
「国のため、しっかり戦ってきてくれ。そしてまたここに帰って来い」
「帰って来い」 というこの何でもない言葉が出陣学徒には
心の支えになったそうです
慶応は3000余名を送り出し2000余名の命が失われたそうです
この門から送り出した塾長は静かになった三田の山に空しい寂寥感
だけが残ったと後年書いていました
100年記念で卒業生の寄贈により幻の門は
木造から煉瓦作りになりましたが
今でも学徒たちの靴音が聞こえてくるようでした
東京タワーがすぐ近くに聳えていました
64回目の終戦日を迎えようとしています
以前この近くの商店街の居酒屋で友達と飲んでいましたら慶応ボーイの学生がやたら騒いでいましたら、ここは学生の街だと言われました。
今度は昼間じっくりと探索に行くとします。
すっかり平和ボケのような今、忘れてはならないことですね。
三田へのミニトリップ。慶応の図書館ほか、美しい佇まいですね。