オレンジ色の家庭

こころ温まる日々の出来事を発信したい。

三田への小さな旅

2009-08-13 17:44:18 | 

     
     福沢桃介が多大な寄付をして建てられた図書館
     蝉時雨のなかふと立ち寄ってみました

     
     新しい図書館
     
     
     三田の演説館 ナマコ壁ですがつくりは洋館

     
     重要文化財になっています

     
     学生食堂の山食が今も健在です
     耐震工事のブレースも見られます

     
     学徒出陣の学徒がこの門を出ました

     


     
     幻の門と言われた東門を通って1943年10月21日
     小雨煙る早朝明治神宮外苑競技場へ向かいました
     壮行会では塾長の小泉信三氏が
     「国のため、しっかり戦ってきてくれ。そしてまたここに帰って来い」
     「帰って来い」 というこの何でもない言葉が出陣学徒には
     心の支えになったそうです
     慶応は3000余名を送り出し2000余名の命が失われたそうです
     この門から送り出した塾長は静かになった三田の山に空しい寂寥感
     だけが残ったと後年書いていました

     
     100年記念で卒業生の寄贈により幻の門は
     木造から煉瓦作りになりましたが
     今でも学徒たちの靴音が聞こえてくるようでした

     
     道路沿いから見た東門

     
     東京タワーがすぐ近くに聳えていました
     64回目の終戦日を迎えようとしています
  

                         

 

           

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4 コメント

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初めての、、、、 (kai,ba-n)
2009-08-14 10:39:04
明日は64回目の終戦記念日です、小生も64歳になったのですか~。。光陰矢やのごとし?
以前この近くの商店街の居酒屋で友達と飲んでいましたら慶応ボーイの学生がやたら騒いでいましたら、ここは学生の街だと言われました。

今度は昼間じっくりと探索に行くとします。
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Unknown (kai.ba-nさん)
2009-08-14 20:39:01
さっそく読んでくださってありがとうございます。今工事中なので解放されているのかわかりませんが蝉時雨の中をじっくり歩いたら良いと思います。
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終戦記念日 (ルピナス)
2009-08-14 23:07:56
「またここに帰ってこい」の言葉もむなしく、学徒出陣3000名のうち、2000名の死とは。
すっかり平和ボケのような今、忘れてはならないことですね。
三田へのミニトリップ。慶応の図書館ほか、美しい佇まいですね。
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ルピナスさんへ (hanaemi)
2009-08-20 23:06:48
近くに沢山の歴史の詰まった場所があるのですね。風化しないうちに自分の足でしっかり歩いて知っておきたいですね。
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