
4月21日まで瀬戸内国際芸術祭2013春期の会場となっていた、沙弥島を散策した。芸術祭で作品を展示していた建物には作品が残っていたが入れず、屋外に設置されていた「階層・地層・層」を観ただけとなった。残念ながら私には芸術を理解することが出来ず、アーティストが何を表したかったのかは不明である。
沙弥島にはウェイクボードをしに来たことはあったが、島をグルッと歩くのは初めてだった。西側の海岸も会場跡だったらしいが、作品は全て撤去されていた。古墳があったという丘にも登ったが、食べ過ぎた昼食を消化するには運動量も時間的にも少し足りなかったようだ。
また北側の浜からは瀬戸大橋が一望でき、橋の大きさと人間の技術力の素晴らしさを改めて実感できた。昔テレビで流れていた話だが、対になっている左右の橋脚は上部になる程間隔が開いているそうな。理由は、不要な力が掛からぬ様にそれぞれの橋脚を垂直に建てた為だと。つまり左右の橋脚が丸い地球の中心に向かって立っているから、地球の中心から遠ざかる橋脚上部は間隔が開いている訳だ。土木工事って建築工事よりいい加減に施工しても影響が少ないと勝手に思い込んでいたが、違ったようだ。土木工事の関係者さん、申し訳ない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます