
善通寺の西側に険しくそびえ立つ五岳山(火上山・中山・我拝師山・筆ノ山・香色山)の内、5分の3に相当する我拝師山(がはいしざん:標高481m)・筆ノ山(ふでのやま:標高296m)・香色山(こうしきざん:標高157m)を縦走した。
先ずは、出釈迦寺の奥の院を目指す。後ろにひっくり返りそうになる程急な登坂を、休み休み登る。やっとの事で辿り着いた山門からは、奥の院と我拝師山へ続く崖のような岩場が見え隠れする。奥の院で一休みの後に手足を使って岩場を登りふと後ろを振り返ると、奥の院の屋根越しに登って来た坂道と、反対側の中山へ続く急な尾根道が見渡せる。そして真下に見える奥の院に足が竦み、この岩場を登るルートを選択した事が正解だったと安堵する。ここを下る勇気は、今は無い。頂上付近はなだらかで、これから登る筆ノ山・香色山を望みながらゆっくりと昼食を摂る。
登りが急だった我拝師山をやはり転がる様に下り、筆ノ山へ。頂上から我拝師山を振り返ると、「転がる様な」の表現に納得する。
そして最後の一番小さい香色山へ。本来は筆ノ山の頂上から引き返し香色山に登る予定だったが、同じ道を通ることに抵抗を覚え反対側に下りて平地まで出てしまった。再度香色山の西側を目指し、奔走する。香色山は若い頃からオフロードバイクで良く登っており、懐かしく当時を思い出す。ゴールの善通寺さん駐車場に到着する頃には、膝とお尻のホッペが筋肉痛で固まっていた。五岳山全部を縦走しない判断も、間違ってなかったようだ。
<今日のルート>
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