四国霊場八十八カ所(82番)

2016年10月23日 11時41分55秒 | 遊ぶ

四国霊場八十八カ所の八十二番札所、根香寺(ねごろじ)を訪ねた。昨日・今日と、一日一つづつではあるが順調に霊場廻りが出来ている。

根香寺は初詣に訪ねたことが過去に何度かあるが、約450年ほど前に退治された「牛鬼(うしおに)」が山門前に居り、また厳しい山腹に建てられた為か生い茂る木々が鬱蒼と覆いかぶさり、恐怖感を煽る気がする。

 

寺院内には樹齢約1600年という白猴欅(はっこうけやき)があり、大師が開基の時にこの樹下に山王権現が現れ、白い猿が降りてきて大師を守護し創業を助けたと云われているらしい。誰か見ていたのかな?昭和50年ころに枯れてしまい、平成3年に根を切り屋根を付けて生えていた位置に戻したそうな。

本堂をお参りして納経所で記帳して貰い、大師堂や鐘撞堂を廻る。この鐘撞堂も古く、1685年に建てられたらしい。330年前に造られた鐘の音と思うと、音に深味が増し感慨深く聞こえてくるから不思議だ。

  

根香寺からの帰りに下笠居にある消防学校を訪ね地震などの災害に関し勉強する予定だったが、何か催し物があるのか多くの消防車や来賓者の車が駐車場を満たしており、遠慮してしまった。立ち寄った県営球場で五色台の由来となっている赤峰・黄峰・青峰を眺め、帰路につく。

  



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