姪っ子のAちゃんは本当に愛らしい子です。想像力豊かで、人懐こく、好奇心旺盛(←おそらく、この年頃の子は大抵そうだろうけれど)。今回も、その持ち前の天真爛漫さで、周囲を笑顔にしました (身内のひいき目もあるかもしれませんが、抜けるような白い肌に長いまつげとぷっくり膨らんだほっぺが本当に可愛いです。生まれた時は額の生え際が金髪だったそうです。今は栗色の柔らかな髪。表情も豊かで、見ていて飽きません)。
夜、寝る前には自分の枕元に、いつも持ち歩いているお気に入りの小さなロバのぬいぐるみ(「トイストーリー3」のバターカップ)を置き、ハンカチをそっとのせてあげて「はい、もうお休みね」(でも、朝起きると、ぬいぐるみはベッドから落ちていました)。
朝、前日の疲れもあったのか、なかなか起きられなかったAちゃん。母親に「もう、そろそろ起きなさーい」と促されて起きると、開口一番「ぬいぐるみのBちゃんは朝寝坊なの。Aちゃんも一緒に朝寝坊しちゃった」(オイオイ) 。
ディズニーランドでは、出会う人みんなに話しかけ、自分のお気に入りのロバを紹介します。「この子はね、Bちゃんて言うの。とっても朝寝坊でね、食いしん坊で、おしゃべりが大好きなの」(←って、自分のことでしょう?Aちゃん)ショップのレジのお姉さんなんか、たまたま手が空いていたから良かったようなものの、とにかく相手構わずに話かけます。みんな、それぞれに忙しいだろうに、(「夢の国」だから)辛抱強く姪に付き合ってくれます。
Aちゃんは、その円らな瞳で、注意深く周囲を観察しています。物怖じしないので、興味を持ったことには迷わずチャレンジ。上掲の写真は、そんなひとコマ。
突然、掃除中のキャストのおじさんのところにスタスタと歩み寄り、「おじちゃん、Aちゃんもお掃除のお手伝いしたい」と言い出しました。小さな子の突然の申し出に、おじさんは少し驚きつつも、笑顔で「手伝ってくれるの?ありがとう」と手にしていたほうきとちりとりをAちゃんに貸してくれました。ついでに、被っていた帽子もAちゃんの頭にのせてくれました。
ウンなかなか板についているよ!Aちゃん
親切なおじさんは、「こうして、こうすると良いよ」と掃除のコツをAちゃんに指南。のみこみの早いAちゃんはあっという間に、周囲の落ち葉を片付けました
「お嬢ちゃん、上手だねえ。手伝ってくれて、どうもありがとう。おじちゃん、助かったよ」とお掃除担当のおじさんが言ってくれました(←いろいろと気遣って下さってありがとうございます。)
褒められると、やっぱり嬉しい。Aちゃんは「あー楽しかった」と満足げ。母親曰く、いつも「Aちゃんが掃除機かけてあげる」と言っては、掃除を手伝ってくれるそうです。なかなの働き者のようで…このまま、この気持ちを忘れずに、大きくなって欲しいなあ…
この直前には、混雑した中でお気に入りのぬいぐるみと同じ物を目ざとく見つけると、修学旅行中と思しき制服姿の女子高校生に一直線に駆け寄り、「お姉ちゃんもBちゃん大好きなの?Aちゃんと一緒ね。Bちゃんてね、朝寝坊で、食いしん坊で…」とまくしたてました。メイクバリバリのイマドキの女子高校生も、Aちゃんの天真爛漫な愛くるしさには抗えず、しばらく話に付き合ってくれました(同じキャラクター好きの)お友達が見つかって良かったね!Aちゃん!
とにかく人懐こい笑顔が愛らしいAちゃんですが、その人懐こさにつけこむ悪い人間もこの世の中には少なからずいるので、おばちゃんはチョット心配です