スーパーナチュラル episode3 水辺の恐怖 Dead In The Water
サムとディーンはウィスコンシン州の湖で起こっている不可解な連続溺死事件の捜査を開始する。やがて二人は復讐に燃える少年の魂が一連の事件の原因であることを突き止める。一方過去のトラウマから心を閉ざしてしまった少年が次の被害者を予知できることがわかる・・・・
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「ウィスコンシン州 レイク・マトニック」
カールトン一家は父ビル、兄ウィル、妹ソフィーの3人家族。妹のソフィーが家のすぐ横にある湖で遊泳中、どこからか子供の声が・・「おいでよ、おいでよ」と言っている。あたりを見回しても誰もいない。不信に思いながら泳いでいると、急に足を引っ張られ湖のそこへ引き込まれてしまった。
サムとディーンの二人はある新聞記事を見つける。ウィスコンシン州で今週ソフィーという女性が失踪して遺体がまだ見つかっていないという、今年に入ってこのような事件が3件おきている。何かあると思った二人はウィスコンシン州へ向かった。
「レイク・マトニック」
失踪したソフィーの兄ウィルに会って話を聞く二人。兄は引き込まれて行く妹を見たが回りには何もいなかったと言う。父は娘の事故以来ショックのあまり放心状態。父親にも話が聞きたいというが、追い返される。
二人は町へ行き町の保安官のジェイクに話を聞く。保安官は「あの湖は海中も捜査したが何もなかった。ネッシーとかがいるのなら別だが、ここには何もいない」と話す。「でももうすぐこういうこともなくなるだろう、あそこにはダムがあるがあと少しであの古いダムは崩壊するだろう、そうしたら湖は渇水状態になって滅びてしまうから」
と、3人が話をしているところに、ジェイクの娘と孫がやってきた。娘の名前はアンドレア・バー、息子はルーカスという。ルーカスはいろいろあって言葉を発することができなくなっていた。
サムとディーンの二人はもう一度この事件について調べる。すると、過去30年の間に6人不明になっていてそのうち3人が今年不明になっていた。いきなり今年になって立て続けに不明者が出ているのだ。その3人のうちの1人に名前がクリストファー・バーだ。
この名前・・・・そう先ほど会ったアンドレアの夫の名前だった。二人はまた彼女に会いに行く・・・・
クリストファーとルーカスはあの湖へ行って遊んでいたら二人とも湖に引き込まれて、クリストファーは溺死し、そのあと瀕死の状態でルーカスが引き上げられたのだ。
ルーカスは命を落とさず済んだが、このショックでPTSDを患い、それまでは元気でわんぱくだった子が今は母親とも口をきかずずっと絵を描いているのだという。
ディーンはそっとルーカスのそばへいって、話し掛ける。なにも彼は答えないが、「何も言わなくてもいい、僕も小さい頃母親を亡くして、君の気持ちがよくわかるよ。もし何か言いたいことがあったら絵を書いて知らせてくれればいい」と告げる。
すると一枚の絵をディーンに渡すのであった。その絵は湖畔にある、ビルとウィル、ソフィーの家だった。
「ビルとウィルの家」
傷心の父親のためにウィルが夕飯を作ろうと台所へたつ。すると蛇口から大量の汚水が出てきてシンクいっぱいになってしまった。ウィルは手を入れ栓を抜いたのだが水は引いていかない・・・何かつまっているのだろうともう一度手をいれるといきなり引きずり込まれて・・溺死してしまったのだ。
サムとディーンはウィルの死を知る。ビルが何かを見ているのではないかと彼のもとを訪れるのだが・・・・・彼は家族全員を亡くしてしまい、悲しみのどん底にいる・・・そうだ、もう1人目撃者がいる・・・そうルーカスだ！彼に会いに行くことにする。そして、彼からまた一枚絵をもらった。その絵には教会と一軒の家。その家の前に自転車と男の子が描いてあった。
サムとディーンはこの絵に描いてある場所を探すと、まったく同じ家を見つける。
中に入れてもらい、事情を聞いた。
「こちらには男のお子さんはいますか？」「いいえ、もう35年前に学校へいったきりかえってこないの・・・・」男の子の名前はピーターという。サムは家の中で一枚の写真を見つけ裏をみると、ピーターとビル・カールトンの名前が書いてあった。
サムたちはこの事件にはビルが関係している、きっとビルがピーターを殺して、ピーターの霊が復讐しているんだと考えた。そして、ビルのところへ向かうと、彼は既にボートで湖に出ていた。急いで引きとめようとしたが、その瞬間ボートはドーーーンっと宙に突き上げられ、そして湖へ引きずり込まれていった。
これでピーターの復讐終わったと考えるサムだったが、ディーンはなにか嫌な予感がして、アンドレアのところへ向かう。
玄関を開けるとルーカスが激しく怯えていて、二人をバスルームまで連れて行くと、なんとアンドレアがバスタブで溺れかけていたのだ。急いで引っ張り上げ、アンドレアは助かった。彼女がバスタブにつかっているといきなり引き込まれたというのだ。
ディーンは部屋の中でアルバムを見つけた。それはアンドレアの父ジェイクの12歳のころの写真だった。ここにはジェイク、ビル、ピーターが写っていたのだ。
写真をみていると、ルーカスは「おいでよ～」という声を聞いて、そとへ飛び出していった。追いかけていくと、ルーカスが地面をじっとみている。二人がそこを掘ってみると自転車が出てきた、それはピーターの自転車だ。
そこへジェイクがやってきて「どうしてそこがわかった？」と聞く。サムとディーンはジェイクを問いただすと・・・重い口を開いた・・・「私とビルはいつもピーターをいじめていた。その日はいつもと違い・・・・殺してしまった・・・どうしていいかわからず、まだ子供だったから・・・」 ジェイクとビルはピーターを行き過ぎたいじめで殺してしまい、その怨念が彼らの愛するものを殺していき、最後にジェイクを殺すことで復讐が終わる・・・・・・（自分の母親が悲しんでいるのと同じような目に合わせている）
彼らが話をしていたら、またルーカスが何かに呼ばれるように、湖へ走り出した。
ルーカスは桟橋のところで腕を湖へ伸ばして何かをとろうとしていると、いきなり湖から手が出てきて中に引きずり込まれてしまった！みんなは急いで助けに走った。
しかし、ジェイクは急に立ち止まる・・・彼は見たのだ・・・湖から顔をだしているピーターの霊を・・・・・そして「許してくれ、たのむその子を助けてくれ、その子はなにも悪くないんだ・・・」といいながら湖の中へ入っていった。そして・・・ジェイクは湖の底へ・・・
ルーカスの姿が見えない・・・何度ももぐって、やっとルーカスを引き上げることができた・・・救出されたのだ。
こうして、この事件は解決することができた。ルーカスも元気になり、明るくなった・・・
また二人は新たな旅に出掛けた。
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怨念って怖いですねーーーーー
自分を殺した張本人をすぐ殺さず、その身内から徐々に攻めていって最後に殺す・・・自分の母親が息子がいなくなった悲しみで苦しんでいる・それを奴らに同じ思いをさせようと・・・。いくら12歳の子供でも、ちゃんと言うべきでしたね、子供だったから、なんていう理由は通用しません
そんな奴が町の人々を守る保安官だなんて（ドラマですが）許せませんね
さーーーサムとディーンは次にどこへいくのでしょうか？そしてどんな事件を解決するのでしょうか
