切符を手にする機会が随分減った。車掌さんを見ることはなくなったし、
電車を利用するときに駅員さんと切符のやり取りをすることなども
皆無となった。ほとんどの人はプリペイドカードやICカードを器械にかざし、
ピッという電子音をさせながらどんどん流れていく。
その流れは、昔の2倍や3倍にはなっているような気がする。あまりに
早いので、一人の人が何かの不具合や間違いで改札の扉が閉まり立ち止まると
後続の人はツンノメリぶつかりそうになる。なんともめまぐるしいことである。
私とて、カードの利便さ快適さを感じているのだが、時にそのめまぐるしさに
めまいを覚えるようになってきたのは年のせいだろうか。そう、何においても
スピードがあまりに速いと、くたびれる感じがしだした。
やりたいことは色々あるが、その全てをする時間などないということを
実感するようになると、スピードではなく、取捨選択したものにゆっくり
時間を割り振りたくなる。速さよりも充実、効率よりも納得、利便さより満足、
をより求めるようになってきたともいえる。
電車を利用するときに駅員さんと切符のやり取りをすることなども
皆無となった。ほとんどの人はプリペイドカードやICカードを器械にかざし、
ピッという電子音をさせながらどんどん流れていく。
その流れは、昔の2倍や3倍にはなっているような気がする。あまりに
早いので、一人の人が何かの不具合や間違いで改札の扉が閉まり立ち止まると
後続の人はツンノメリぶつかりそうになる。なんともめまぐるしいことである。
私とて、カードの利便さ快適さを感じているのだが、時にそのめまぐるしさに
めまいを覚えるようになってきたのは年のせいだろうか。そう、何においても
スピードがあまりに速いと、くたびれる感じがしだした。
やりたいことは色々あるが、その全てをする時間などないということを
実感するようになると、スピードではなく、取捨選択したものにゆっくり
時間を割り振りたくなる。速さよりも充実、効率よりも納得、利便さより満足、
をより求めるようになってきたともいえる。