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どちらを選ぶかは自分次第

みんな「医師に頼りすぎ病」

2023年07月19日 | からだ・こころ



看護士のぴりかさんや内科医のはしくれ先生の言葉、深く同意します。
現代医療に自分丸投げの人は、耳に痛いかもしれないけど・・・生き方の問題にも、なるかもしれないですね。

以下、内科医のはしくれ先生の言葉、全文

この3年間を経て、以前にも増してみんな発熱や風邪に敏感になりすぎている。そして自分の身体のことなのに、他人(医療関係者)に答えを求めすぎている。今までどうやって生きてきたのか。
そりゃ熱が出れば心配になったり医療のプロに頼りたくなったりするのも分かるけど、それにしても程度というものがあるし、何よりあなたの身体のことでしょう?と思ってしまう。

例えば「生来健康な30代男性が39℃の発熱」というケースで、熱が出た直後に個人的な相談が来る。
「この熱は何?病院に行くべき?どんな薬飲むべき?何をするべき?どうやって様子見るべき?」

30代ならこの30年間、熱が出たらどうしてきたのか?毎回医療者に聞くのか?病院に行くのか?
以前の風邪(インフルエンザなど)と同じかどうか、家で様子を見られそうかどうかも自分で分からないのか?

実際こうしたケースが発熱初日や翌日に受診してきた場合、大多数が対症療法の内服薬を処方して帰宅になる。いきなり血液検査や点滴や入院になることはまずない。
しょっちゅう病院に行く人は、そういうことを過去に何度も経験して分かっているはずだし、あまり行かない人もこれくらいなら自然に治ることを分かっているはず。

そしてごく稀に違う対応になるとしても、それは明らかに様子がおかしい時で、そんなの自分で分かることが多い。
意識障害がある、水が全く飲めない、咽頭痛が酷すぎて唾も飲めない、などなど。
だから「今までと明らかに違うなら受診すればいい」。それ以上でもそれ以下でもない。

「そんなの自分で判断できない。悪化するのを未然に防いでほしい」と言う人もいるだろうけど、そんなの医者にも無理。
受診時点で「過去の経験からして許容範囲内」と言われれば、どんな医者だって希望に応じて対症療法をしつつ経過観察になる。

ここまで書いてきたことは、決して無責任でも、患者を見捨てているわけでもない。むしろ患者のために、国のためにそうすべきだと思っている。
何でもかんでも受診を勧めて、検査や治療をしてくれる医者が優れているわけでない。余計な受診や治療は本人のためにも社会のためにもならず、医者のためにしかならないのだから減らすべき。

そもそも外出して受診すること自体が負担で療養の妨げだし、検査も負担だし、対症療法薬に特効薬などなくて市販薬と変わらないし、風邪なら交通機関や待合室で広めてしまうし、医療費がかかれば国民の負担が増える。

もっと自分の身体のことは自分で感じて考えよう。誰かに任せすぎるのをやめよう。
自分の身体のことをウェアラブルデバイスやら医者やらに任せっきりでコントロールされ続けて良いのか?
そうして任せっきりにした結果がこの3年間で、諸外国の比ではない量のワクチンを打ち続け、炎天下でもマスクをし続け、クラスターになってもまだ面会制限を続け、熱が出れば病院に行って医療逼迫だと騒ぐ。

とにかく医療に頼るで見かけの安心感を得ているかもしれないが、実は同時に医療情報で不安にさせられてもいるし、任せっきりにした結果として本当に得をしてる?
稀な病気は稀だから稀な病気なのですが、それを恐れてゼロリスクを目指して医者の言うこと聞いて出来る限り医療のお世話になるのは正しいこと?


医療との関わりは必要最低限にするのが、あなたの人生・生活のためだと私は思います。
やたらと医療の重要性をアピールして生活に干渉してくる医者は、あなたのことや社会のことを考えているでしょうか。
自らの権威や経営のことばかり考えていないでしょうか。




ごもっともと思います。
自分の体のことなのに、他のことなら誰かの言いなりにならない人ですら、医師の言いなり。
その医師が本当に信頼できる人なら良いけれど、残念ながら信頼できる先生って案外少ないのだ。

はしくれ先生、まっとうなご意見、ありがとうございます。


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