虹色オリハルコン

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どちらを選ぶかは自分次第

兵器に使うな、科学研究の倫理と良心

2018年05月09日 | パワーかフォースか
科学は、人の生活を豊かにし便利にした。
反面、核兵器や化学兵器など、科学は人や自然を破壊し、命を奪う道具にもなってきた。

科学において、人間の倫理や良心をなくしてはならない。
過ちを繰り返すなら、人類は歴史から何も学んでいないのと同じ。

1ヶ月ほど前のニュースですが。
韓国の大学がロボット兵器の開発研究センターを設置したので、世界の人工知能やロボットの研究者グループが、テロにも利用されかねず、開発したら後戻りできなくなると警告し、大学に対して絶交宣言をしたのですね。

AIロボット兵器開発で絶交宣言 各国研究者、韓国大に

それを受けてすぐに、韓国の大学側が、「ロボット兵器開発の意思はない」と表明したため、絶交は解除されました。

韓国の大学「ロボ兵器開発せず」 研究者グループ、絶交解除
2018年04月09日 21:12共同通信

 韓国の大学「科学技術院」がロボット兵器の開発に加わる懸念があるとされた問題で、世界の人工知能(AI)やロボット研究者のグループは9日、開発が行われないことを確認したと発表した。同技術院との「絶交」を宣言していたが、研究面の交流などを再開するという。

 研究者約60人のグループは、同技術院がAIを使った軍事技術の研究センターを2月に設置したことを問題視。「戦争を悪化させ、テロにも悪用されかねない」として今月4日、開発しないと確約するまで絶交すると宣言した。

 その後、技術院側が「ロボット兵器の開発に関わる意思はない」と表明したことが確認されたという。



同様にこんなニュースも・・・

AIを戦争に使わないで グーグル社員、CEOに要請
2018年4月6日
 【ワシントン=共同】「戦争ビジネスに関わらないで」。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は四日、米インターネット検索大手グーグルの三千人以上の社員が、人工知能(AI)を軍事利用する米国防総省のプロジェクトから撤退するよう要請する書簡をピチャイ最高経営責任者(CEO)に渡したと報じた。

 AIを軍事分野で活用する動きが急速に進む中、人間の意思を介さずに攻撃する「殺人ロボット兵器」が誕生する懸念が浮上。殺傷能力の向上に最先端技術を利用する軍民融合の動きへの警戒感が強まっている。

 グーグルが参画するのは「メイブン計画」と呼ばれる試みで、無人機が集める大量の映像データ解析にAIを導入。テロリスト掃討などで標的の選別能力を高める狙いとみられている。


科学的根拠というものを持って正邪の判断をする現代社会ではありますが、その科学を社会の基盤として信じるために、倫理的、良心的という人間の精神性を排除することは絶対に許されないと思います。
今もまた、最先端と言われているものが、人類のたがを外す可能性のある、非常に際どいところにあるのだなあと改めて思います。

私たちの力はひとりひとりは小さいですが、集まることで変化が起こせると信じます。
こういう人々の良心と努力と勇気を評価し、継続して諦めないように声を上げ続けましょう。



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★おまけ
 #名画で学ぶ安倍政権


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