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大きな事故の前には前触れの事故がある

2013年02月28日 | 社会のニュースを考える

エジプトの気球落下事故、映像では燃え尽きて落下する気球の姿が写っていました・・・
この気球のツアー、NHKニュースウェブによると、以前にも事故を起こしていたとのこと。


エジプト気球事故 以前にも事故
2月26日 20時45分

エジプト有数の観光地、ルクソールで、観光客らが乗った熱気球が上空で火災を起こして墜落し、日本人4人を含む外国人観光客ら18人が死亡しました。
現地の日系の旅行会社の担当者は、ルクソールで行われている気球ツアーについて、「気球が着陸する際に風にあおられてけがをする事故が、時々、起きていて、自分たちの会社としては積極的には推奨していない」と述べました。

エジプトの首都カイロでルクソールへのツアーも手がけている日系の旅行会社の担当者は、ルクソールで行われている気球ツアーについて、「上空300メートルくらいの高さから遺跡やナイル川を一望でき、絵になる風景が広がるのが魅力で、特に欧米人から人気が高い」と説明しています。
その一方で、「気球が着陸する際に風にあおられてけがをする事故が、時々、起きていて、自分たちの会社としては積極的には推奨していない。希望するお客様にはリスクについてもきちんと説明したうえで判断してもらっている」と話していました。


「安全上の心配がある」との報告

事故を起こした「スカイ・クルーズ」について、エジプトで日本人観光客を中心にツアーを手配している旅行代理店「エレガントボヤージ」は、過去にスカイ・クルーズの気球を利用していたということですが、現地の担当者から「安全上の心配がある」という報告を受けて2年前から利用を打ち切ったということです。
事故があったルクソールでは、10社ほどの会社が気球ツアーを実施していて、この代理店では、スカイ・クルーズ以外の会社を利用しているということです。


「これまでに何度も事故」

エジプト各地の熱気球の運営会社とエジプト政府との連絡や調整を行っているモハメド・エズさんは、NHKの取材に対し、「事故が起きたのは現地時間の午前6時半ごろで、空中で何が起きたか分からないが、気球で火災が起こり、地面に墜落した」と話しています。
また、「事故を起こした会社は正式名称が『エジプシアン・エアーシップ・アンド・バルーン』で、地元では通称『スカイ・クルーズ』と呼ばれている。この会社はこれまでに何度も事故を起こしている。2年前には離陸前に火災を起こし、1人が死亡したほか、着陸の際に、乗客が乗る籠の部分が地面に強く衝突して、4人がけがをする事故があった。また、2か月前にも飛行中にボートと衝突し、7人がけがをする事故もあった。この会社は気球の適切な管理を怠っていたのではないか」と話しています。

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大きな事故の前には必ず、前触れの事故がある

小さな事故を教訓とせず、警戒心をなくした慣れ合いのままに、続けていたのなら、大きな事故は起こるべくして起こってしまう・・・ということです。
簡単な事故が起こった時は、まず前触れ・警告、と自覚し、改良・改善点を探しもう一度、点検する。
それがない会社だったようで、とても残念なことです。

また、この会社は、ブラックリストに載っているらしく、日系のツアー会社は積極的に推奨していないということでした。頻繁に事故を起こすような会社は、日本なら営業停止でしょうが、国によって、その限りではないのですね。
亡くなった方たちは、取り返しのつかない代償を払わされてしまいました。

原発事故も同じことがいえます。安全神話が独り歩きした結果の、あの事故。
ただし、原発に同様の考えを当てはめてみても、原発は改良・改善すれば大丈夫、では全然ありません。
放射性廃棄物の問題が解決できないでいるのですから、原発自体が「問題のあるもの、手放すしかないもの」です。
今後10万年間、誰が放射性廃棄物の責任をとれるというのでしょう。誰もとれるはずがないのに、原発ゼロ政策をゼロにするなどというのは、とんでもない無責任政策、嘘つき政策です。




事故で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りします。


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