新種のアライグマは猫とテディベアの中間

南米アンデス山脈北保の高地で、新種のアライグマが発見されました。
体が猫で、顔がテディベア・・・って、かわいいの王道を足して２で割ったらこんな感じ？

新種の最小アライグマ　アンデス山脈で発見

　【ワシントン＝斉場保伸】クリクリとした大きな目、オレンジ色か茶色の体毛で、長いしっぽが特徴－。米スミソニアン協会の研究チームが、南米アンデス山脈北部の標高千五百メートルから二千七百メートルの高地でアライグマ科オリンゴ属の新種＝写真、米スミソニアン協会ホームページから＝が生息しているのを発見したと十五日、発表した。
　同協会は「オリンギート」と名付け、公式名はスペイン語で霧の意味の「ネブリナ」。アメリカ大陸で三十五年ぶりに発見された新種の哺乳類だ。体長約三五センチ、体重約九〇〇グラムとアライグマ科の中で最小で、研究チームはその印象を「ネコとテディベアの中間」とコメントしている。夜行性で森の中にすみ、木から木に飛び移るのが得意だ。
　同協会の科学者クリストファー・ヘルゲン氏が、十年前にシカゴの博物館でこれまで知られているオリンゴ属よりも小さい形状のアゴや頭骨を持つ標本を見つけたのがきっかけ。調査の結果、アンデス山脈北部での生息が、生きた実物で確認された。
（東京新聞：8月16日）

夜行性なのです。

体重900グラム、思ったよりずっと軽い。体重は、猫よりテディベア。木から木へ飛び移るから、身軽じゃなくちゃいけないのね、きっと。

彼らの生きる環境が、このままずっと変わりませんように。