厚労省の発表したワクチン接種後、亡くなった人は556人ということだが、氷山の一角、水面下では数に入れてもらえないたくさんの死があるのではないかということは想像に難くありませんでした。
71歳、頑固だけどやさしい元・大工さん、引退後は大きな絵を描いて二科展にも入選していたという、奥さんにとっても自慢の夫だったという男性の話です。モデルナワクチンの集団接種した翌日に亡くなったのですが、当初は厚労省の報告対象にもならなかったそうです。
最終的に、遺族がそこまで言うならと医師が厚労省に報告したとのことですが、遺族が強く言わなかったらこの事例は、水面下で隠されていたでしょう。
文春オンライン7月10日(記事抜粋)
(前略)
「一方的に100%と言われても…」
死因を詳しく調べるために、哲郎さんの遺体は11日の未明に神奈川県警が委託する県内の医療機関に移送された。哲郎さんの三男が続ける。
「その日のうちに『死因は心臓によるものです。詳しく検査するため、3~4日後に連絡します』と警察から伝えられました。遺体は葬儀屋さんからすぐに病院に送り返され、医療機関はCTや血液の検査をしたようです。解剖などはありませんでした」
最終的に、検査に当たった医師から死因について電話で説明を受けたのは2週間後の6月25日だった。
「先生から死因は『虚血性心疾患の冠状動脈硬化症』と説明された上で『ワクチンと岡部さんの死亡には100%因果関係がない』と聞かされました。詳しい検査結果も見せてもらえず、ただ一方的に100%と言われても……。もっとできる検査があるのではないかと納得がいかなかったし、せめて直接先生と会って、お話を伺いたいとお願いしました」(哲郎さんの三男)
さらに今度は神奈川県警高津署から連絡があり、哲郎さんの遺族は「岡部さんの死亡事例は厚生労働省に報告されない」という説明を受けたのだという。
(中略)
厚生労働省への報告対象にすら入らなかった。
接種の副反応を調べるために「国は接種後に亡くなったケースについてはできるだけ厚労省に報告をあげるよう各医療機関に働きかけている」(同前)という。しかし、哲郎さんの死は「接種後の副反応が疑われる」ケースにすら該当しないと判断されたのだ。
哲郎さんの三男が続ける。
「警察は『報告をあげる基準に達していない』というのですが、肝心の基準が何なのかは教えてもらえませんでした。疑問に感じて調べてみると父と同じ『動脈硬化症』で亡くなった方について厚生労働省に報告され、因果関係が『評価できない』という結果になったケースもありました。接種後に自殺で亡くなった方さえ『接種後の死亡』ということでワクチンの副反応を調べる調査に含まれていたんです。それなのに父のケースが報告されないだなんて、とても納得できませんでした」
7月8日には、高津署で遺族と警察、哲郎さんの遺体を検案した医師とで「話し合い」の場がもたれた。そこで医師は「ワクチンによるアナフィラキシー反応(臓器などにアレルギー反応が出る症状)は確認できておらず、厚労省に報告をあげる必要はない」と再び説明したという。遺族側が「アナフィラキシーではなくても報告されているケースもある」などと説得すると、医師は当初は「医者によって判断は違う」と答えていたが、最後には「遺族がそこまで言うなら」と厚労省に報告することに決まったという。
「ワクチンの副反応を調べているはずなのに、遺族がお願いしないと報告さえされないのはなぜかと思いました。厚生労働省に報告されたことで、父の死がせめてワクチンの副反応を調べるための何らかの助けになることを望んでいます」(哲郎さんの三男)
1カ月が経った今も遺体を火葬できていない
哲郎さんの家族は、死亡から約1カ月が経過した現在もまだ哲郎さんの遺体を火葬できずにいるという。
「父の死因について、やっぱりまだ納得できない部分がありまして……。死因について詳しく知りたいと思い、警察側が行った(遺体の)検査記録の詳細をもらおうとしたのですが、警察は『先生に聞いてくれ』、医者は『警察に聞いてくれ』とたらい回しにされてしまいました。いま私たちの手元にあるのは、“虚血性心疾患による冠状動脈硬化症”と簡単に死因が書かれた1枚の紙切れだけです。これでは父の体に本当は何があったのかわからない。どのような検査をしてどのような結果だったのか。このまま、警察から記録の詳細がもらえないままだったら、どこか別のところで改めて遺体を調べてもらうしかないのではないか。そう思って父の遺体を未だに火葬できずにいます」
(中略)
検証してもらってこそ、父の死も誰かの役に立てる
「ワクチンで救われる命がたくさんあるのも分かります。一方でワクチンに不安を持っている人もいるし、少ない症例かもしれないけれど副反応が強く出る人もいます。だからこそ、国にはしっかりとデータを集めて検証してもらいたいんです。因果関係があったにせよなかったにせよ、検証してもらってこそ、父の死も誰かの役に立てるのではないかと思うんです……」
哲郎さんの三男は最後にこう語ると、静かにため息をついた。
息子さんの気持ちとして、せめて父親の死を意味のあるものにしたいからしっかり検証して欲しいという言葉はとてもよくわかる。
まるでやっつけ仕事、ところてん方式で、命に関わることを推し進めるのは危険だと強く思う。
全体のためには少しの犠牲は仕方ない、という国の判断が見えます。
先日亡くなったラムズフェルド元・米国防長官は、2003年、イラク市民に少しの犠牲はあるがアメリカのためには仕方ないと、イラク攻撃を仕掛けました。(その選んではいけなかった選択により泥沼化して今に至っている)
それによって、無実の人が死んでしまう重大事を、「少しだから」「~のためだから仕方ない」でかたづけてしまうのは権力のおごりだと思う。人の命を、なんだと思っているのか。
そして亡くなっても、強く言わなかったら記録の数にも入れてもらえない。
それぞれ顔が違うように、人の体質も十人十色だ。
「ワクチンに向いていない人がいる」ことを検証する事さえしないなら、一事が万事だと感じる。
イベルメクチンという選択肢を徹底的に無視・除外して、多くの御用医師たちが、安全安心をうたいこれ以外の選択肢はないというmRNAワクチン。
反対に、心ある科学者たちが警鐘を鳴らしている、このワクチンのシステムは危ういものだと、やはり強く感じてしまう。
みなさんご存知でしょうか。 イベルメクチン(ivermectin)の効果や治療方法などをtwitterやfacebookに動画で載せると検閲が入って削除されます。
— 花木秀明 (@hanakihideaki) July 3, 2021
イベルメクチン以外でこのような扱いを受けてる適応外使用の抗SARS-CoV-2薬はありますか? 適応外使用されてるプロテアーゼ阻害薬も同じ扱いでしょうか?