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プールの塩素消毒と血管の老化

2013年03月04日 | からだ・こころ
2008-09-01 14:02:20・・・に、下書きにしまっておいた記事、4年5ヶ月ぶりにハックツ・ベリーフィン。(・・・とか、またオヤジギャク。。

元オリンピックの水泳選手で、2007年10月に急逝された元祖スポーツタレントの木原光知子さんのことを思い出し、亡くなった母の病気も絡めて、書かねばならぬとずっと思っていて、あるきっかけがあって、ようやく書けた記事。
なのに、さらに4年間以上も蔵の中だったとは。

この4年の間に、時代が変わってプールの塩素問題は、少しは改善したのならいいけれど。。。その手の業界に疎いのでよくわかりません。


では、本文ここから
  ↓
日曜の朝の、関口宏さんが司会をしている「サンデーモーニング」は、(スポーツコーナーを除く)コメンテーターの方たちの意見と感性がわりと自分に近い人が出てくれることが多いので、けっこう好きな番組の一つです。
ところが、先日の番組の中で、ちょっと残念だと思ったことが・・・

リポーターの女性の自由研究のようなほんわかした手作りの資料で、気になる社会の事象などを説明するっていうコーナーがあるんですけど、そこで、「水泳はとっても体によいスポーツである」と明言されていたんです。
いわく、マスターズで泳いでいる高齢のスイマーを紹介して、ほら、皆さん、こんなにお元気ですよ、と。
水泳は、水の浮力と抵抗が、筋肉に適度の付加を与え、水の中で運動することで、筋力を鍛えるとか、病気の予防にも効果的とか。

こういうことは、ほかの番組、特に一時期はやった健康番組ではよくあることで、「ああ、またあんなこと言ってるよ」ですむことでも、好きな番組だと、よけいに残念で、一言書きたくなりました。

泳ぐことは大変けっこうだと思いますが、多くの室内プールで使われている消毒の塩素が体にとても悪い影響を与えているということです。

医学博士田中茂氏の書いた「EM-Xが命を救う」という本の223pには以下のようなことが書かれています。

 アメリカはベトナム戦争の時に戦場の水があまりに汚かったので、大量の塩素を入れて兵士の飲水にしていました。その結果、兵士の中に胸部大動脈の内膜障害を起こした人が多数出たのです。
 戦死した若者を解剖したところ、胸部大動脈の内膜が老人のような状態だったということです。塩素を大量に使うことの弊害がこれからもわかります。今の日本ではプールの殺菌に塩素を投入しています。
 そのためプールで泳ぐことは活性酸素の発生源を取り入れることにつながる。中高年以降の人たちが健康のためとプールで泳ぐのは、果たして健康のためによいのか悪いのかわからなくなっています。





塩素のプールは、逆温泉?!


たとえば、温泉に入ると、温泉に含まれるミネラルでお肌がすべすべになるとか、血行を促進して体に良い影響を与えるとか、温泉好きの日本人なら、実感している方も多いことでしょう。
温泉のように、水に含まれる成分によってよい影響があるなら、同様に悪い物質が含まれた水にも、人の体はたやすく影響を受けてしまうことを、気づかなければなりません。
これは、キネシオロジーテストでも、はっきりとわかります。

私の母の趣味は、水泳でした。はじめたころは、汲みあげだ地下水を市のごみの焼却施設の熱で沸かす安価な温水プールにずっと通っていました。
でも途中から、近所に設備の整ったスポーツジムができ、そちらの室内プールに通い出したのです。変わった当初は、プールの水が、市の温水プールに比べて重たく感じて疲れるなんていっておりましたが、スポーツジムのプールは、塩素消毒の匂いがたち込めるような、環境でした。

あとになって母の友人から聞いた話です。
同じプール内を午前中だけコースロープで仕切った、ベビースイミングでは、汚物がぷかぷか浮いていることもあり、そういうときは、終了後に汚物をバケツですくって、水の中にバケツで塩素を投入していたと聞きました。

また、いっしょにそのスポーツセンターに入会した母の友人はすぐに退会してしまったのですが、その理由は、水に入ると、体がかゆくなったせいだと言いました。
焼却施設の温水プールでは、そんなことは一切なかったのに。

うちの息子も今でこそすっかり改善しましたが、生まれた当初はひどいアトピーで、水道の塩素の匂いがきつくなる8~9月の渇水期にお風呂に入るたび、嫌がって泣きました。湯上りに、肌一面鳥肌が立ったようになってしまうのです。
息子がそんな状態でしたから、泥縄でアトピーのことをいろいろ勉強して、水道水に含まれる塩素がアトピーによくないことを知り、お風呂を沸かすとき、洗濯ネットいっぱいの炭を水の中にいっしょに入れて沸かすようにしたら、炭が水道水の塩素を吸着してくれたのか、それ以来、お風呂嫌いも治り、鳥肌も治りました。

そんな経緯もあって、母の友人がそのプールでかゆくなるのは、塩素のせいだとすぐにわかったのですが。
母の場合は後の祭り。何しろ、59歳の若さでなくなった木原光知子さんの主催する女性のためのマスターズに出場するのが、毎年の楽しみにもなっていたのですから。
母は、週に5~6日必ず、スポーツジムの中のプールにかよっていました。

2002年の今頃のこと。当時母は、73歳でしたが、夕方、家にいて、突然苦しみだし、救急車で病院に運ばれました。母は、「急性胸部大動脈解離」と診断され、緊急手術、あと30分遅かったら手遅れだった言われました。
術後、執刀医の先生に、「この人は、なにか重労働でもしているのですか」と聞かれたくらい、母の血管はボロボロで三ヶ所、胸部大動脈、肺動脈、頸動脈を人工血管にしたものの、全部は取り替えられなかったと言われました。

ですから、本に書かれていたように、塩素で血管の内膜が著しく老化するということは、とても思い当たったものです。

泳ぐこと自体は健康にいいのかもしれませんが、塩素の入ったプールで、長く泳ぎ続けること、これは限りなく疑問です。
ハワイ在住の友人が言うには、ハワイでは室外での海水プールに置き換わってきているそうです。海水浴はとても良いので、日本でもそのような設備を作ってほしいものですね。



★関連ニュース
 塩素消毒されたプールで泳ぐとがんリスク増える、スペイン研究




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7 コメント

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塩素は逆SOD (ミキコ)
2013-03-05 19:53:48
水の汚れに塩素が反応して発ガン性物質のトリハロメタンが出来てしまいますし、何より、塩素が細菌に対して殺菌力を発揮するのは、細菌の酵素力を阻害するからなんだそうです。だから動物も人間も酵素力を阻害されるとしたら酸化が進む老化が進む…という事になるのでしょうか。抗酸化力の反対、SODの反対な物質…。怖いな。
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ミキコさんへ (金木犀)
2013-03-06 10:56:54
この記事にコメントありがとうございます。

そうですよね、塩素から、発がん物質トリハロメタン。
以前、自然食のお店で働いていた時に、いろいろ情報が入ってきて、当時の厚生省に疑問を持ちました。
知ることで、自分も変わったと思います。

>塩素が細菌に対して殺菌力を発揮するのは、細菌の酵素力を阻害するから

なるほど・・

カビキラーなんかが、一瞬にして黒ずみを消してしまうのも、すごいと思う反面、怖いとも思うのです。
現代社会の便利さの裏の危険も、自覚していなければ・・・
ミツバチにつくダニを殺す農薬で、ミツバチの体も弱ってしまうのと、同じですね。
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金木犀さん (ひより◎)
2016-03-21 22:38:01
こんばんは。
他にアトピーによいことがあれば教えていただけませんでしょうか?
お友達の旦那さんは画家なんですが、最近はアトピーがひどく、なかなか思うように作品をつくれないということです。
その話を聞いた後にこちらの記事を拝見したので、これもメッセージかなぁ~!?と思いました。
よろしくお願いいたします◎
返信する
一人整体 (金木犀)
2016-03-22 17:49:32
アトピー改善のために、いろいろなことを体験しましたが、今思うのは、「腸の状態を良くする」ということに限るのだと思います。
ブログ内検索で、「アトピー」と入力すると幾つかの記事が出てきます。

その1

うちで画期的に変化がでたのは、整体で、仙骨のズレをとることです。
体がズレることで、神経が圧迫され情報の通りが悪くなり、腸が吸収してはいけないものまで吸収してしまいます。
ズレをとることが一番の対策です。

一番簡単な一人整体のやり方は、
うつ伏せに寝て、片足をちょっと外側に開いて、ゆっくり上げ下げ、もうかたっぽうの足を同じようにゆっくり上げ下げ、これを2~3回繰り返しておしまい。
あまり強く反動をつけてやらないこと。
1日になんどもやることで、次第に骨盤のズレが取れてきます。

整体院に通ってその時はズレが取れても、ケータイ・スマホ常用者はすぐに、ずれますし、出かける手間や時間やお金がかかりますから、自分で毎日繰り返し、やったほうが結果が出ると思います。

機械や道具は使ったあと、メンテナンスしますよね。
同じように、ストレス社会の中で痛めつけられた身体も、まめにメンテナンスするといいと思いますよ◎

その2

一番ひどい時は、点づけでステロイドも使いましたが、今、人に教えているのは、ココナッツオイルを体に擦りこむように塗ることです。
朝夕、1日2回つけます。

その3

サラダ油やそれを使用しているマヨネーズなどは、ひかえた方がいいでしょう。

以上です。
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これまたシンクロです♪ (ひろみ)
2016-03-24 21:55:10
>サラダ油やそれを使用しているマヨネーズなどは、ひかえた方がいいでしょう。

こんな記事をつい先日見つけてました!
シンクロですね!

花粉症が、サラダ油とマヨネーズをやめたら治った!原料にがん、糖尿病、脳梗塞の危険
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13933.html

スペインでは、サラダ油というものは存在していなくて、安いオイルは、ひまわりの種の精製オイルです。
サラダオイルって、名前だけ聞いたら、サラダ用のオイルみたいで、体によさそうなんですけどね。。。精製オイルなんですよね。
日本の場合は、混合オイルですし・・・。

私は、基本的に、エクストラ・バージン・オリーブオイルを使っていますが、揚げ物などには、ひまわりオイルを使うこともあります。
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金木犀さん (ひより◎)
2016-03-24 22:28:55
いつも、ありがとうございますm(__)m
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ひろみさんへ (金木犀)
2016-03-26 20:49:41
良いサイトを教えていただき、ありがとうございます。

>マスコミはリノール酸の害を報じない

って、小見出しにもありましたが、本当にそうですよね。
この時期は、花粉症産業が盛んというか、マスクや薬の相当の売上があるそうなので、花粉症がみんな治ってしまうと、困る人もいるのでは(^_^;)

私の子供の頃は、サラダオイルが当たり前でしたし、パン食にマーガリンも食べてましたし・・・宣伝効果が絶大でした。
健康を謳う番組も、スポンサーに都合の悪いことは言わない
今は、私も使っていませんが、何年か前まで、この事実を知るまでは、いただきもののコーン油など普通に使ってましたから。
だから、体の好転反応も、時々きついものが来たりするのも、しょうがないのですね。
ひまわり油も、オメガ6なので、摂り過ぎるとアトピーや花粉症が悪化するそうですから、ほどほどに、ということでしょうね。
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