毎年 た~くさん見るスミレの花のなかには
花弁が 一、二枚多かったり、距が三つ四つあったり、 と
変わり者がいるものですが
今年は、側弁が無毛のサクラスミレに出会いました。
サクラスミレの名は
花弁の先が 桜の花びらのようにへこむことにちなみ
そして、そのような花は (私の出会った花では)多くはないと
以前に書いていましたが
今シーズンは、十数輪ほどは見たでしょうか。
そして ↓ これは
随分と 切れ込みが大きいなぁ・・
と 思いながら撮った株でした。
花を拡大してみると
あらら 側弁に毛がない
葉や茎の様子も 花の大きさも違うので
実際は 間違えることはないけれど
↑ この画像だけ見ると コスミレのように見えなくもない
普通のサクラスミレ ↓ と比べると、だいぶ雰囲気が違います。
側弁にあるはずの毛がない?? というと
すぐに思い出すスミレがあります。
2017年に出会った シロスミレのなかに
側弁の両方に毛がない花と
側弁の片方には毛があり、もう片方は無毛の花がありました。
特に 側弁の片方だけが無毛の花は 珍しいのではと思い
気にはしているのですが
残念ながら、これ以降 出会えていません。
スミレは 美しかったり可愛かったりで 毎年見に行ってしまいますが
こんな変わり者に出会う楽しみもありますね。
そうですよね、何のために生えているんでしょう。
平地とか高山とかは関係なさそうですし、ポリネーターを選っているわけでもなさそう
それに、側弁だけでなく、茎や柱頭や子房にも毛があったりなかったりで
私も気になって、以前、書籍やネットに出ていないかと調べたのですが
わかりませんでした。
何かわかったらお知らせしますね。
何のために生えてるんだろ(?_?)