このところ猛暑続きの毎日で
高山や高原に出かけて お花見をしたいけれど
どうも お天気が安定しません。
ささっと行かれる里山は 暑いし 珍しいものはないけれど
ちょっとだけ歩きに出かけましょう。
イネ科の チゴザサ
実になっているものが多いけれど、お花も残っていました。
可愛らしい小花をマクロで撮ってみると
クリーム色が葯、赤紫色は(雌しべの)柱頭です。
小さいつながりで、アリノトウグサ
左下が蕾、中央は 雌性期の花。ピンク色は柱頭です。
こちらは 最初からマクロで撮っています。
アリつながりで、アリとタカトウダイ
タカトウダイの子房には、いぼ状の突起あり
もう つながらないので 、ここからは ランダムに。
コマツナギは 草本状の小低木
この花はやや薄い色です。
同じく 小低木の コガンピ
草刈りにあっても、また出てきます。
アキノタムラソウ
お花の少ない時期に咲く 貴重な色付きのお花です。
図鑑には、「大口を開けたカバが並んでいるように見える」と。
ハエドクソウ
根を煮つめた汁でハエ取紙を作ったのが 名前の由来だそうです。
ミソハギ
まだ撮れていないけれど、雄しべと雌しべの長さに 3型あるとのこと。
いつか涼しい日に 観察してみましょう。
チダケサシ
縦に長いお花を 横フレームに収めるのは 難しいですね。
花は普通 淡紅紫色をしています。
他には、ヒメキンミズヒキと ヤブタバコと サジガンクビソウ
オオバギボウシ、ヤマユリなど
例年どおりに咲いているのを確認したら、さっさと退散します。
木陰は少しはましだけれど、やっぱり暑い
この日 出会ったのは、一人だけでした。
ハエドクソウのお花は 小さくてきれいなのですが、こんな名前にされちゃいました。
可哀そうな名前のお花は多いですが、由来がわかればまぁ納得でょうか。
「毒」と大きく書いてある車をときどき見ますね。
特に高速道路では、なるべく早く逃げるようにしてます。
ハエドクソウとは恐ろし気な名前ですね。
街中でポイズンと表示したタンクローリーに出合った感じでしょうか。